詳解 確率ロボティクス―Pythonによる基礎アルゴリズムの実装

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詳解 確率ロボティクス―Pythonによる基礎アルゴリズムの実装

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  • サイズ B5判/ページ数 400p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784065170069
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3053

出版社内容情報

僕たちは、こんな本を待っていた。
Sebastian Thrunらの名著『確率ロボティクス』(マイナビ)の翻訳者であり、
同分野の第一人者でもある、上田隆一氏が書き下ろす至極の入門書!
 
・理論→実装という一貫した流れで、丁寧に解説。まさにバイブル!
・Jupyter Notebook対応だから、すぐに実践できる!
・コードはGitHubで全部公開!

【第1章「はじめに」より抜粋】
 本書は、確率をロボットの認識機能や制御に用いることを考える分野「確率ロボティクス」の入門書です。ロボットの開発者、研究者になるには機械、計算機、制御に関する勉強も必要なうえ、上記のような状況なので、確率論、統計学の理解も重要になってきていま。たくさん勉強しなければならないので「手短に」といいたいところですが、確率というものに実感がもてるまでには頭の訓練が必要です。
 筆者は学生のとき、確率に対する実感を養うために(実際は家賃込みの月6万円の仕送りを増やすために)、学生寮、後楽園、高田馬場あたりの「現場」でかなりの訓練をして仕送りを減らしていましたが、そちらをおすすめするわけにはいきません。そこでロボティクスでよく使われるアルゴリズムを書いて動かしてもらい、実感をもってもらおうと企画したのが本書です。

【主な内容】

第1部 準備
第1章 はじめに
第2章 確率・統計の基礎
第3章 自律ロボットのモデル化
第4章 不確かさのモデル化

第2部 自己位置推定とSLAM
第5章 パーティクルフィルタによる自己位置推定
第6章 カルマンフィルタによる自己位置推定
第7章 自己位置推定の諸問題
第8章 パーティクルフィルタによるSLAM
第9章 グラフ表現によるSLAM

第3部 行動決定
第10章 マルコフ決定過程と動的計画法
第11章 強化学習
第12章 部分観測マルコフ決定過程

付録A ベイズ推論によるセンサデータの解析
付録B 計算

内容説明

赤裸々な上田節による丁寧な解説は、まさにバイブル。Jupyter Notebook対応だから、すぐに実践できる。

目次

第1部 準備(はじめに;確率・統計の基礎;不確かさのモデル化)
第2部 自己位置推定とSLAM(パーティクルフィルタによる自己位置推定;カルマンフィルタによる自己位置推定;パーティクルフィルタによるSLAM;グラフ表現によるSLAM)
第3部 行動決定(マルコフ決定過程と動的計画法;強化学習;部分観測マルコフ決定過程)
付録(ベイズ推論によるセンサデータの解析;計算)

著者等紹介

上田隆一[ウエダリュウイチ]
博士(工学)。2001年東京大学工学部精密機械工学科卒業。2003年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程修了。2004年同専攻博士課程中退。2004年東京大学大学院工学系研究科助手~助教。2007年東京大学にて博士(工学)の学位取得。2009年USP研究所技術研究員。2013年産業技術大学院大学産業技術研究科助教。2015年千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科准教授。現職:千葉工業大学先進工学部未来ロボティクス学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryuji Koyasu

0
ベイズ統計を用いて不確実さをモデリングして、ロボットをシミュレーション上で動かそうというもの。ベイズフィルタ(カルマン、パーティクル)とSLAMを実装し、強化学習へと話が進む。理論も実装も非常に勉強になる。上田先生の砕けた(ふざけた)性格が滲み出しており最高に面白い。章末問題も、実装を拡張する問題から哲学的な話題まで様々で、是非とも勉強会をしたくなる一冊である。

miura

0
ROSのnavigationの凄さが身に沁みる。2021/10/30

yorip

0
章末問題が面白かったです。章末問題の答えは付いていないですが、もしあったらどんな事が書かれていたかを想像するのは楽しいです。あとがきは落合陽一が言っていることと似ていますが、研究をこれから始める人が読むと参考になりそうです。著者が悟りを開いたかのような文章なのですが、実際どうなのでしょうか?2019/12/23

wwb

0
pythonでnumpyやmatplotlib以外の基本的なもの以外はライブラリを使わずに自己位置推定やSLAMなどのアルゴリズムとそれをシミュレートする環境を実装している。いきなり完成形を見せるのではなく、少しずつ実装していくスタイルなので、プログラムの作り方の参考にもなる。一度さっと読んだが、今度はプログラムを自分で書きながらもう一度読んでみようと思う。本当に勉強になる素晴らしい参考書。2019/12/01

レモン爆弾

0
プログラムコード(Python)を動かしながら読み進めていく感じの本。理論の説明のみならず,コードの説明もきちんとされているので読みやすかった。 技術書の中では3本の指に入るくらい素晴らしい出来の本。2019/11/30

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