17歳の特別教室<br> 答えより問いを探して

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17歳の特別教室
答えより問いを探して

  • 高橋 源一郎【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2019/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065169292
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大人前夜のきみたちへ。学校では教えてくれない本物の知恵を伝える白熱授業。【「17歳の特別教室」シリーズ第一弾】
「読む」と「書く」の体験をとおして自分が変わる、人生が変わる。子どもも大人も目からウロコの超・文章教室! あたりまえを疑ってみると、知らない世界が見えてくる。
「ぼくは、先生の役割って、一つの狭い常識のなかで生きている人に、そうじゃないよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、といってくれることだと思います。」(本書より)

内容説明

「これは、5と4分の3時間目の授業です。さあ、出かけましょう。ことばをめぐる冒険の旅へ。」「読む」と「書く」をとおして、自分が変わる。人生が変わる。子どもも大人も目からウロコの、超・文章教室!

目次

1日目 たぶん、読んじゃいなよ!(「5と4分の3時間目の授業」って?;カリキュラムにはのらない授業;文学と哲学の役割は?;ソクラテスはなぜ自分で書かなかったのか;「すじ道を立てて考えてみよう」―『ナルニア国ものがたり』の先生 ほか)
2日目 なんとなく、書いちゃいなよ!(論理の力で考えてみよう;小学校と工場の共通点は?;自由な論理は「危険」かもしれない;考えるときの基準は自分しかない;「浮かない感じ」―吉本隆明さんの戦争体験 ほか)

著者等紹介

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年、広島県生まれ。作家、元明治学院大学教授。1981年「さようなら、ギャングたち」で第4回群像新人長篇小説賞優秀作を受賞しデビュー。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

83
NHKラジオ高橋源一郎飛ぶ教室にて、文学は実学である、と言うのに感激した。文学とは、ことばと人間を専門とする学問。そしてそこに正解はない。誤読OK。場合によっては作家の書き間違えも直さないことを小島信夫に教わった。きのくに国際高等専修学校にて17歳の高校生に行った特別授業。1日目は、ナルニア国ものがたり・鶴見俊輔・森巣博を先生に、狭い常識のなかで生きてる人に違う世界を見せてくれる人のことを伝え、2日目に自由に書くこと、できれば渋谷109式をおススメし自分のモヤモヤを「ことば」にすることを教えて授業を終える2020/05/22

佐島楓

73
一般の学校の授業は、成績とか内申点とか、数値化できるものばかり求めすぎている。即答できない問いを投げかけられることが少なくなっているとしたら、それは不幸なことかもしれない。これを読んだ(授業を受けた)子どもたちが、より深い人生の問いに向き合い、潜っていくことを願っている。もちろん、大人の読者でも考えさせられることは多い。おすすめ。このシリーズはほかに京極夏彦氏、磯田道史先生などもラインナップされているので、読んでいきたい。2019/08/30

けんとまん1007

67
自分の中で、まさしく、数年前からのテーマの一つ。問い。今は、とかく答えをいかに早く捜し出すかという風潮が強いと感じている。探すではなく捜す。それは、一つ一つの言葉にも現れている。良い問いは良い答えにつながるし、良い問いは広がりに通じる。そのためには、どうするか?読むこと、そのうえで、自分の言葉で書くこと・・・この繰り返ししかない。気が付くと、表現した内容が、ありきたりの言葉でありながら、深いものになっていると思う。そこにあるのは、読む相手のことを考えるということ。2022/10/07

yumiha

46
「AIは問いをくれない。くれるのは答えだけ」「人間にとって大事なのは問うことなのだ」(by堤未果『デジタル・ファシズム』P270)という言葉とピッタリ合致するタイトル。「答えより問いを探すのが、文学と哲学の仕事」(P25)。「たぶん、読んじゃいなよ!」「なんとなく、書いちゃいなよ!」と全く気負いのない章立てタイトルだから、すいすい読める。でも紹介されている本は、一味違うし手強い。自分にとって必要な本は、誤読OKで、人によって、読む時期によって違うからだと思った。2022/04/29

G-dark

39
学校で教えてくれる「答え」は、自分以外の人が与えてくれたもの。自分で「問い」を抱いて、自分で導き出した「答え」ではありません。教科書で「答え」を覚えて、その通りにテストに「答え」を書けば良い成績が取れるけれど、社会に出たらそうはいきません。この本は、まず自分で「問い」を探そう!という本です。自分で考えたその「問い」に対してそもそも「答え」があるのか?と考えるのも大事!他人の「答え」を覚えるだけの人生なんて、つまらないですから。常に「問い」を持ち続けて、自分なりの「答え」を導き出す人生の方が絶対楽しいはず。2020/05/19

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