出版社内容情報
松原 英多[マツバラ エイタ]
著・文・その他
内容説明
88歳、医者の私が行きついた今からできる最先端の脳活性法!予防に勝る治療なし!
目次
第1章 警戒すべきはもの忘れより「面倒くさい」だった
第2章 脳のゴミをとる脳循環をアップさせる習慣
第3章 なぜ「予防に勝る治療なし」か
第4章 歯周病や糖尿病が脳のゴミを増やす
第5章 食後1枚のガムから脳が蘇る習慣
第6章 中年期からの軽い運動が最強の習慣
著者等紹介
松原英多[マツバラエイタ]
医学博士・内科医・日本東洋医学会専門医・エビス診療所院長。東京生まれ。東邦大学医学部卒業後、アメリカ・カナダの医学教育調査の助手として4年間各地を視察。帰国後、母校で大脳生理学の研究・東洋医学・医学心理・催眠療法を学ぶ。臨床医として現在、認知症予防に専念。日本テレビ系列「午後は○○おもいッきりテレビ」のホームドクターとして23年間レギュラー出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA0726
12
もの忘れは記憶力低下ではなく、思い出すのが面倒。認知症は場所や時刻だけではなく、約束そのものを忘れ、誤りを指摘すると怒り出す。咀嚼力(よく噛むこと)、ワイン・緑茶が防止力、カカオポリフェノール、女性はビタミンC、男性はビタミンE、褒めることが治療。意欲の低下も伴い、運動嫌いも起因。朝食抜きが脳内時計を狂わす。脳のスィツチは「欲」、深呼吸・腹式呼吸・ほっとして一息入れるが切り替えになり免疫力が増す。賢脳五本柱は、1.好き嫌いの扁桃核、2.知恵の前頭葉、3.記憶の海馬、4.やる気の側坐核、5.欲の視床下部。2020/03/12
ほじゅどー
11
★★★警戒すべきはもの忘れより「面倒くさい(意欲低下)」。脳細胞の障害により、意識・活力・欲求・行動などの生きるための活動が低下すると、記憶力が低下し、うつ傾向となり、ひきこもり、食事もとらなくなり、孤独になり、仲間づくりしなくなり、考えなくなり、運動量が減り、遂行能力が低下し、見当識が低下する。脳の老化を抑えるためには、中年期からの軽い運動が最強の習慣。過剰な運動は大悪。2020/08/10
Roko
11
”認知症では食事したことを忘れ、健常人は食事をしたことは覚えているが、おかず(副食)が何だったか忘れる。” 認知症になりやすい生活というのは、変化のない生活なのだそうです。毎日同じことばかり繰り返していて刺激がない生活、感情が動かない生活をしていると血流が滞りやすくなり、血の巡りが悪くなれば脳の活動が少なくなり、認知症へまっしぐらということになるのです。脳に余計なゴミをためないことも大事です。楽しくできる趣味があるってことが大事なのかな?#NetGalleyJP2019/12/11
ヨハネス
9
子どもの頃から面倒くさがりの自覚はあったけど、、いやいやこりゃ大変だ。認知症まっしぐらだ!遺伝といえば遺伝子の他に後天的遺伝、環境要因も重要であると。平易に書こうとしているから読みやすいような、話がそれやすいような。働き続けるのも休み続けるのもだめ、「ほっと一息」が免疫軍を働かせるというのも意識したい。2020/02/04
えりー
5
昨年の9月に読んだことを忘れてまた図書館でかりてしまった。(笑) でも、また読んでよかったです! 忘れないためにメモ。アミロイドβは老廃物。 アミロイドβは脳循環によって押し流される。 脳循環を良くするには血流を良くする。などなど。 2023/10/16
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- 和書
- ソフトクリーム手にもって