ムーミン全集<br> ムーミン谷の冬 (新版)

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ムーミン全集
ムーミン谷の冬 (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065169001
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8397

出版社内容情報

見えるものだけが、すべてじゃない。
ムーミントロールは、冬眠中に、たった一人で起きてしまいました。まったく知らない世界が広がっていて、しかもだれひとり心を開いてくれないことに落ち込みますが……?
うつくしい冬の情景、おしゃまさんの含蓄ある言葉、ムーミントロールの心の変化など、名作と評される1冊です。

1964年に翻訳出版されてから、55年もの間愛され続けてきた「ムーミン」の物語。大人気のキャラクター「ムーミン」は、この全集が原典となっており、今なおその魅力は増すばかりです。
この度、今の時代により読みやすくするべく、改訂を行いました。
初めての方も、ムーミンのことなら何でもご存じの方も、楽しんでいただける[新版]として、順次刊行して参ります。
1現代的な表現、言い回しに整え、読みやすく
2クリアなさし絵に全点さしかえ
3原語最終版に基づき、より細部にこだわった表現に
4フィンランド最新刊と共通のカバーデザイン
5四六判ソフトカバーでコンパクトに
こどもから大人も楽しめる、大注目のシリーズです!

内容説明

冬眠中に、たったひとりで目を覚ましてしまった、ムーミントロール。家の中も外も、まったく知らない世界が広がり、ひみつめいた生きものばかりがいます。パパの水あび小屋には、トゥーティッキが住んでいました。はじめての雪や暗く長い冬を、ムーミントロールはどうやって切りぬけていくのでしょうか…。

著者等紹介

ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ] [Jansson,Tove]
画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。雑誌「ガルム」の社会風刺画で一躍有名となる。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。2001年6月逝去

山室静[ヤマムロシズカ]
文芸評論家・翻訳家。1906年鳥取県生まれ。高校卒業後、代用教員等を経て、岩波書店に入社。退社後、東北大学文学部で学ぶ。雑誌「近代文学」等の創刊に参加し、日本女子大学教授をつとめる。北欧文学に造詣が深く、ムーミン童話全集をはじめ、多くの作品を翻訳し、日本に紹介した。著書に『アンデルセンの生涯』(毎日出版文化賞受賞)、『山室静著作集』(平林たい子賞)など多数。2000年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

83
ムーミンたちが冬眠している冬に、一人だけ目覚めてしまうムーミントロール。日もほとんどささない暗く寒い冬。宇宙船の中で冬眠から目覚めてしまう「パッセンジャー」という映画を思い出してしまうが、ムーミンは、その大変な冬さえ楽しんでしまう。いつもだと出会うことのないキャラクターたちと出会い、見ることのない風景を見る。この巻にもこんなセリフがあった。「どんなことでも、自分で見つけださなきゃいけないものよ。そうして自分ひとりで、それを乗りこえるんだわ。」北欧の冬の厳しさと、それを乗り越える強さを感じた。2022/01/16

ままこ

76
冬眠中にたったひとり目が覚めたムーミントロール。出会うのは不思議で変わったものたちばかり。ぶつぶつ文句言いながらも彼らを尊重して、無理強いはしないところがいいな。リトルミイとミムラ姉さん、あれの中で冬眠とはびっくり。極夜ってあんな感じなんだ。ハプニングいっぱいの暗く長い冬を経験し、冬ならではの楽しさと自分で考えることの大切さを知った。春になり目覚めたムーミンママの対応が素敵。初めて読んだけど思った以上に奥深い世界で、ラスト数行の情景が浮かび上がるシーンも好き。独特の個性あふれるムーミンワールドを楽しめた。2023/12/03

あたびー

43
護国寺読書会K社のとなり「春を待つ」のために再読。再読と言っても何十年ぶり。太陽の登らない北欧の厳しい冬、冬眠中のムーミンは何故かひとりだけ目を覚ましてしまいます。寂しくてたまらないムーミンは外に出て今まで知らなかった冬のムーミン谷を探検します。トーヴェ・ヤンソンのパートナーのトゥーリッキをモデルにしたトゥーティッキ、押し付けがましくてうるさいヘムレンなどとの新しい出会いも。そして自分の力で冬を乗り越えて春を迎えたムーミンは、ぐっと成長して、春に目を覚ました家族を迎えるのです。2022/03/15

syota

37
太陽が昇らず雪と氷に閉ざされるフィンランドの厳しい冬。極寒と闇を恐れる人々の想いは、トペリウスの童話で強く印象に残っている。そのため、読友の方のレビューで冬眠中に目を覚ましてしまったムーミンの話を知り、早速読んでみた。凍りつくような冬の厳しさと美しさ。冬にしか出てこない不思議な生き物たち。春の先触れである恐ろしい嵐と海氷の割れる轟音。その中でムーミンは、持ち前の優しさで冬の生き物たちと心を通わせ、一回り成長して春を迎えることができた。冬の厳しさを描きつつ、前向きな物語になっていて好印象。2024/09/28

❁Lei❁

30
冬眠中のムーミンが目を覚ましてしまい、暗くて冷たい北欧の銀世界を体験するお話。淡白だけれど思いやりのあるトゥーティッキと明るい季節には居場所のないものたちの関係性に、こたつの中にいるような温かみを感じてホッとしました。またスキー好きなヘムレンさんは陽気すぎて鬱陶しい面もありましたが、根っからの正直者で優しいところが憎めません。小さい体で大きな勇気を持つサロメちゃんも魅力的です。彼らとときにはぶつかりつつも協力し合い、ムーミンは厳しい季節を乗り越えます。冬も楽しいけれど、やっぱり春が恋しいなと思いました。2021/12/19

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