内容説明
動物についてのなぜ?どうして?がそうか!に変わる!旭山動物園の元園長・小菅正夫と、元飼育係・あべ弘士が子どもたちから寄せられたユニークすぎる質問に、スバリお答えします!
著者等紹介
小菅正夫[コスゲマサオ]
1948年、北海道札幌市生まれ。北海道大学獣医学部卒業。1973年、旭山動物園に就職。1995年、園長に就任。一時閉園危機にあった旭山動物園を再建し、日本最北にして“日本一の入場者数を誇る動物園”に育て上げた。2004年には「あざらし館」が日経MJ賞を受賞。2009年に同動物園を定年退職後、名誉園長となる。2015年、札幌市環境局参与(円山動物園担当)に就任
あべ弘士[アベヒロシ]
1948年、北海道旭川市生まれ。北海道旭川西高等学校卒業。1972年から25年間、旭山動物園飼育係として働く。勤務中、飼育員の間で話し合った行動展示の夢を描いた絵が、旭山動物園の復活の鍵となった。退職後は、絵本を中心に作家として活動。『あらしのよるに』(きむらゆういちとの共著 講談社)では、1995年に産経児童出版文化賞JR賞・講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
動物に関する子供の質問に、元旭山動物園園長の小菅さんが答え、元飼育係のあべ弘士さんのイラスト。冬眠する話は驚いた。動物の生態も知れるし、興味深い1冊でした。あべさんの動物画がめちゃ好み。2023/10/15
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
20
元旭山動物園園長の小菅正夫さんと、元旭山動物園飼育員のあべ弘士さんのタッグ。小菅さんが質問に答え、あべさんが絵でより分かりやすく表現してくれる。子どもたちからの質問だけど、大人だった知らないことがいっぱい。お二人ともこの地域ではお馴染みのお二人なので、知っている人の本は子どもたち喜ぶだろうな。 『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。【知らない世界をのぞくーみんな地球に生きる仲間たち】2021/07/27
vodka
4
あべ弘士さんの絵のシートン動物記→動物本の流れで。こちらは動物に興味のある子どもにすすめたい!小菅さんの解説もライトなのに深くて素敵!動物園に行きたくなりますね。2023/01/03
decomo
3
児童書ですが、とても勉強になります。いや知りませんでした。冬眠する動物ってそのまま永眠しちゃうリスクがあるなんて…動物の話だけれど、もっと奥が深くて、いい本だあって思いました。大人も子どもも読んで欲しい本ですね。2021/10/29
NOYUKI
2
なかなか深い。子どもの質問に元旭山動物園園長の小菅正夫さんが答えていく本。それに、絵をつけたのが、あべ弘士さん。あべ弘士さんの絵、とても好き。寿命の話がよかった。「寿命といってその動物の命の長さはきまったいる。その限られた命を大切に生きていくこと!これが大事だと思うのです」その通りだなぁと思う。2022/02/02