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内容説明
23年ぶりの新作『男はつらいよお帰り寅さん』。「男はつらいよ」シリーズ第50作にして初のノベライズ。
著者等紹介
小路幸也[ショウジユキヤ]
1961年北海道生まれ。広告制作会社勤務を経て執筆活動へ。2002年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回講談社メフィスト賞を受賞。翌03年、デビュー
山田洋次[ヤマダヨウジ]
1931年大阪府生まれ。54年、東京大学法学部卒。同年、助監督として松竹入社。61年『二階の他人』で監督デビュー。08年より日本藝術院会員、12年に文化勲章を受章
朝原雄三[アサハラユウゾウ]
1964年生まれ、香川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
176
いないんだけど居る。ないんだけど在る。もはや『寅さん』はそんな存在。いつでも感じる。溢れる想い。尽きぬ会話。そんな人がいますか?時間だけが過ぎ、私達は老いているのに、いつでもあのままで。♪「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です・・」で始まる主題歌も脳内でエンドレスに再生される。「生まれてきてよかったなぁって思うことが何べんかある。そのために生きている」と、かつて満男に語った寅さん。寅さんに出会えたことが生きてて良かったことの一つでもある。2020/05/02
starbro
165
小路 幸也は、「東京バンドワゴン」シリーズ中心に読んでいる作家です。私は寅さんフリークではありませんが、著者がノベライズしているので読みました。小路 幸也の人情噺と寅さんが凄くマッチしている感じがします。寅さんフリークからもあまりクレームはつかないのではないでしょうか? https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/2019/12/26
ゆーり
21
寅さんと小路先生はめちゃ相性がぴったりと思ってた。寅さんの映画は好きではない。登場人物もざっくりとしか分からない。あんな自分勝手で短気なおじがいたら迷惑。今回の映画のノベライズとしての刊行だから、話の筋は決まってる。でもどこをとっても小路節。大きな事件はないけど、小さなトピック、どうしようもない人、幸せを大事にかみ締めて生活してる人々や、下町ならではの空気感が溢れてきた。2020/02/09
はかせ
6
おもわずなつかしさで胸がいっぱい。寅さんの行方が気になるところだがまあいいか。2020/01/14
Ruto
5
図書館。小路幸也氏による映画の寅さんのノベライズ作品。すでに寅さんは出てこないが、現在の満男の視点から描かれている。2020/03/25