レジェンドノベルス EXTEND<br> 滴水古書堂の名状しがたき事件簿〈1〉

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レジェンドノベルス EXTEND
滴水古書堂の名状しがたき事件簿〈1〉

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065164877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

 大学卒業を控え、進学も就職も選べなかった「私」こと楠田由宇子。あるきっかけから、「滴水古書堂」という古本屋でアルバイトを始めることになる。しかし、店主の古戸時久は謎めいた男。右半身にあたる部分がなぜか時折奇怪に蠢く、まさに「名状しがたい」動作をする男だった。さらに、店が取り扱う商品に漫画やベストセラーなどは一切なく、名前を聞いたこともない人物の全集や手記、書簡のほか、英語やラテン語、さらには謎の言語で題名が書かれた本など、普通の流通から弾き出されたような奇妙なものばかり。訪れる客ももちろん、少ない。しかし、物静かでトラブルのかけらもない店の空気に不思議な縁を感じた由宇子はこの店で働くことにしたのだった。
 そんなある日、古戸を呼び出す一本の電話が店にかかってくる。なんでも、古戸の師匠のような老婆からの依頼だという。由宇子は古戸とともに鎌倉に向かうのだが、それは奇妙な事件のほんの小さな入り口に過ぎなかった。

内容説明

大学卒業を控え、進学も就職も選べなかった「私」こと楠田由宇子は「滴水古書堂」という古本屋の店主の古戸時久と知り合う。古戸は右半身にあたる部分がなぜか時折奇怪に蠢き、まさに「名状しがたい」動作をする男だった。店が取り扱う商品に漫画やベストセラーなどは一切なく、普通の流通から弾き出されたような奇妙なものばかり。しかし、店の空気に不思議な縁を感じた由宇子はそこで働くことにしたのだった。そんなある日、一本の電話が店にかかってくる。なんでも、古戸の師匠のような老婆からの依頼だという。由宇子は古戸とともに鎌倉に向かうのだが、それは奇妙な事件のほんの小さな入り口に過ぎなかった。

著者等紹介

黒崎江治[クロサキコウジ]
神奈川県出身。2013年の冬ごろに小説を書きはじめ、2016年から本格的な長編の執筆をはじめる。『滴水古書堂の名状しがたき事件簿』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

53
まず表紙が素敵。ちょっと闇を抱えた主人公・楠田由宇子がまず興味深い。等身大とも取れるが、痴漢を殺そうとしたり箍が外れた部分があるのに冷静。そんな彼女が就職したのは滴水古書堂。主は古戸時久、あまり役には立たないが、右半身が時々ブレるような動きをする、おそらく人間ではない(?)者。クトゥルー系か。持ち込まれる本も所謂〝魔導書〟ばかり・・・だったら良かったのに。物語が進むと〝本〟から離れたような気が。起きる事件はなかなかムーディーなオカルトで面白いんだが。『ダンウィッチの怪』みたいな存在なのかな、古戸さんは。2019/11/11

はつばあば

48
昨日今日の私の読本、ツイているのかハズレなのか。ほんと名状しがたい本たちです。怪奇幻想小説?表紙の可愛い女の子が空手の有段者でとことんまで痛めつけることができる‥故にそれを阻止した古本屋の古戸の元でバイトを。就職するには結構難しい性格でしょ。古戸自体も悪魔に魅入られたというのかファンタジー的な(^^;。どこにもない稀覯本・読んだら死ぬ本、マッドアーティスト、魂の入れ替わり、吸血鬼などが盛り込まれているのですが・・。最後には私は何に振り回されているんだろう・・的な終わり方なんです。はぁ・・でも2巻目いきます2022/12/06

kei302

29
5つの恐ろしい《名伏しがたき》事件。古書店ミステリかと思いきや、ホラー要素 + 怪奇もの、ときどきバイオレンス。苦手な分野だが、由宇子の怯えの原点と書店主:古戸の時々出現する異形:名伏しがたい動作に興味を引かれて一気読み。続きがあるようなので楽しみ。2019/08/05

秀玉

27
2を先に読了。2を読んだ時はジャンルは意識しなかったが怪奇幻想小説物らしい。私はゆるい小説と言いたい。むごたらしさ、怨念、読み進む怖さは無い。空手2段のヒロインは躊躇わずに相手を打ちのめす。半身に蠢きを持つ書店主、体の再生能力を持つ。2話ではヒロインの弄られキャラ的なものを感じておもしろかった。踏まれても、飲み込まれても、ちゃんと孵ってくる。ヒロインも信じているから置いて行く。この1巻目でも感じたが、この世には不思議な世界があるとしみじみ感じている。二人の掛け合いが面白い。出来るなら3巻目を期待している。2022/07/24

yutan2278

23
大学卒業を控え、進学も就職も選べなかった「私」こと楠田由宇子は「滴水古書堂」という古本屋の店主の古戸時久と知り合う。古戸は右半身にあたる部分がなぜか時折奇怪に蠢き、まさに「名状しがたい」動作をする男だった。店が取り扱う商品に漫画やベストセラーなどは一切なく、普通の流通から弾き出されたような奇妙なものばかり。しかし、店の空気に不思議な縁を感じた由宇子はそこで働くことにしたのだった。初読み作家さんでしたが、なかなか面白かったです。次作も楽しみ。2023/11/20

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