感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
44
久しぶりのまり子さん。変わらず頑張っていました。自分を切った編集長に、仕事とはいえお願いに行くのは辛かったでしょう。その編集長の娘さんとの偶然の出会いから、出版を再考してくれそうな流れになってきました。電子書籍と紙媒体の話題もあって、確かに重い物を持てなくなった今、電子書籍は便利ですが、やっぱり読みづらくて苦手な私は紙派。このコロナ禍のトリアージでは後回しにされている感じがする高齢者。まり子さんに元気をもらって頑張ろう。2021/05/21
momogaga
33
レンタル。今巻もようやく読めて大満足です。テーマは現在を描いているのに、昭和の心情を味わうことが出来ますね。巻末で物騒な話になり、次巻が待ち遠しくてたまりません。2019/09/10
ネムコ
26
レトルの書籍発行のため奔走するまり子さん。しかし作家と出版社の間には深い因縁の河がある。紙の本にこだわるか、電子書籍へ舵を切るか。まだ目的地は見えない。2019/08/31
まりもん
13
レンタル。本を出版するって難しい時代なんだと実感。私はお気に入り作家さんは書店で買う派なので紙書籍を求めてます。2019/08/21
ネギっ子gen
11
【お気に入り箇所】9~11P。<「群星」のこととなると 体の中心から鉛になったみたいになる>。鉛になった状態がわかる絵柄。<「群星」との何十年ものつきあい 作家人生の伴走者だと思っていた その「群星」から見放され>と虚ろな目で追想するまり子さんの表情がイイ。<私は粉々になった もう一度 人間の形になり かたまったけど いろんなゴミやチリや雑念が混じってしまった 口にするのも気が重い その「群星」に売り込みにいく なんて正直 嫌だ 何が面白くて 自分を見捨てた相手に>と、額に“恨”で指を噛む。ベタだが良し。2019/11/25
-
- 和書
- 電気の常識入門心得帖