内容説明
200X年、歴史の曲がり角。脳出血により生死の境をさまよい、入院中に両親を亡くした崩壊家庭の少年ヒカル。ヒカルの命を救った初老の医師「火男」は、彼の心を覆う厚い殻を破るため、長崎への旅にヒカルを同道する。脳血管外科の世界的名医が描く「ビルドゥングス・ロマン」、激震の上巻。
著者等紹介
後藤勝彌[ゴトウカツヤ]
1941年長崎生まれ。脳神経センター大田記念病院(広島県福山市)名誉院長。九州大学医学部卒業。九州厚生年金病院神経内科医長、秋田大学医学部放射線科講師、秋田県立脳血管研究センター主任研究員、福岡大学医学部放射線科助教授、麻生飯塚病院脳血管内外科部長兼脳神経病センター長、脳神経センター大田記念病院院長、九州大学医学部脳神経外科非常勤講師、北海道大学医学部脳神経外科客員教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)放射線科客員教授を歴任。世界脳血管内治療学会副会長、日本脳神経血管内治療学会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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