The New Fifties<br> 考古学から学ぶ古墳入門

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The New Fifties
考古学から学ぶ古墳入門

  • 松木 武彦【編著】
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  • 講談社(2019/06発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784065161876
  • NDC分類 210.32
  • Cコード C2321

出版社内容情報

百舌鳥・古市古墳群を代表に日本が世界に誇る文化遺産、古墳の謎と魅力を考古学の知識とともに解説・紹介する入門編にして深い1冊

内容説明

日本列島に築かれた古墳の数は15万基以上。当時の人々にとって古墳造りはとても身近な作業だったことがわかります。本書では、その誕生から衰退の謎を考古学から解き明かし日本の社会の成り立ち、日本の国づくりの変遷を見ていきます。また、古墳の誕生から1000年以上、日本人が古墳をどうとらえてきたのかも時代別に解説。構造の移り変わり、副葬品の流行、発掘の仕方、考古学的に見るべき鑑賞ポイントなども豊富な資料とともに紹介した、読み応え十分の一冊です。

目次

古墳の誕生から衰退まで(古墳はあなたのすぐそばに;いつ、どのように現れたのか ほか)
歴史の中の古墳―古墳と日本人(日本人が古墳をどうとらえてきたか)
古墳の構造―墳丘編(古墳の見つけ方;周堤と堀 ほか)
古墳の構造―埋葬施設編(竪穴式石室;いろいろな棺 ほか)
話題の古墳へ行ってみよう(主は女性か男性か? 大安場1号墳(福島県郡山市)
古墳と文字記録はどこまで照合できるか? 埼玉古墳群(埼玉県行田市) ほか)

著者等紹介

松木武彦[マツギタケヒコ]
1961年愛媛県生まれ。国立歴史民俗博物館教授。日本考古学専攻。大阪大学大学院文学研究科博士課程(考古学)。岡山大学文学部教授を経て、2014年から現職。古墳時代を、国家形成理論、進化・認知科学、人口および古気候の復元などをもとに、人類史の中に位置づける試みを進めている。『旧石器・縄文・弥生・古墳時代 列島創世記(全集日本の歴史1)』(小学館)で、2008年度サントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
松木先生が存分に古墳について語りつくす本。ほぼ継体帝の墓所と特定されているにも関わらず、決定的資料がない限り陵墓の改定はしないとの宮内庁の意向により、調査し放題な今城塚古墳が魅力的ですなあ…。4つの区分によって配列された踊る埴輪たちは継体帝の生前の営みを表したとも、殯の様子を表したとも。時期は葉が落ちた晩秋から早春がいいとか、夏なら長袖ねとか、私有地にある時もあるので、おことわりやあいさつはかかさぬようにとの松木先生からの愛情あふれる古墳探訪の注意で〆。2019/09/07

てん06

14
古墳というものを広く浅くカバーして解説してくれていて、まさしく入門。歴史の教科書から踏み込んだ内容で、写真も多く面白かった。時代、場所、形、大きさ、副葬品など、とてもバラエティーに富んでいる古墳。今城塚古墳は継体天皇の墓とほぼ断定されているのに、宮内庁は別の古墳を継体天皇墓としていて変更していないから、今城塚古墳は調査し放題というのは面白かった。最後に「古墳を訪ねるときのポイント」があり、持ち物や服装、写真撮影の方向や撮影のコツについて書かれている。とても実践的で面白い。2021/10/21

月をみるもの

12
編集は明らかに百舌鳥・古市の世界遺産登録に便乗することしか考えてないんだけど、編著者たる松木さんはそんな思惑は知ったこっちゃない。当時の日本人が「GNPの半分以上」を費やして築きあげた古墳というモニュメント(=実生活になんの役にも立たない大きいもの) のガチの入門書になっている。景気をよくしたいなら、遷都でも改元でも大仏建立でもなく、ましてや消費税増税などでもなく、古墳の造成(無意味な公共事業)をすればいいんじゃね?2019/08/10

やま

7
入門書といいながらも、最新の資料や情報、新しく復元された古墳など盛り込んであって読みごたえがありました。それでも古墳に関してはまだまだ謎があって魅力的です。全国各地にあれだけの数の古墳が築かれたのは、どんな背景があったのか考えることも楽しいです。2020/02/18

乱読家 護る会支持!

6
3世紀から7世紀にかけて日本各地に作られた古墳は15万基以上。 文字のない時代の遺品だからか、圧倒的な数量の割に、歴史的にも技術的にも考証が進んでいないと思われる古墳。土砂運搬、巨石組み、土器の生産など、当時の科学技術の先端を走っていたと思われるし、その技術は治水技術や築城技術などに受け継がれていったと思われる。観光資源化だけに注力するのではなく、もっと先人に学ぶべき点があるように思います。2019/09/15

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