天を掃け

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天を掃け

  • 黒川 裕子【著】/中村 ユミ【絵】
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  • 講談社(2019/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065161692
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

たしかに。すばるは宇宙人だ。ほかのだれとも違う。何かを秘めている。この山には駿馬の知らなかった景色がある。すばるが見上げていたこの空で、何かが駿馬を待っている――。耳元で、ばちっと音が聞こえたような気がした。(本文より)/短距離走者(スプリンター)として期待されながらも、走れなくなった駿馬は、たったひとりで小惑星探索にいどむ昴と出会う。中学二年生の夏の物語。


「小惑星を発見して、名前をつけるのが、おまえのやりたいこと?」
 無言でうなずいたすばるに、駿馬は息を呑む。
「……わかんないけど、その夢、ハードル高すぎね? むずかしいんじゃないの」
「ハードルの高さは関係ない。あんたはむずかしかったから諦めるのか? ……夢」
 ビー玉みたいな目が駿馬を射貫く。浮かべた笑みは、挑発、いや、嘲笑だ。
 駿馬はぽかんと口を開けた。
 ジャブなしの右ストレート、またはロープに振らない三角飛びドロップキック。
 ――強烈。                         (本文より)

短距離走者(スプリンター)として期待されながらも、走れなくなった駿馬は、たったひとりで小惑星探索にいどむ昴と出会う。中学二年生の夏の物語。

内容説明

必要なら、何百夜かけてでも全天を捜索する。それが、掃天。短距離走者として期待されながらも、走れなくなった駿馬は、中学二年生の初夏、たったひとりで小惑星探索にいどむすばると出会う。

著者等紹介

黒川裕子[クロカワユウコ]
作家。京都外国語大学学士(日本語学)、エディンバラ大学修士(犯罪学)。2017年に、『奏のフォルテ』で第58回講談社児童文学新人賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どら母 学校図書館を考える

23
小学生にはちょっと難しいかな。でも、大人な子もいるかな。でも、先生方にお伝えしたい。ティーンズ向きというのは13歳以降の年齢ですから。eleven、twelve は入りません。安易にティーンズ向きというくくりで選書するのは止めてほしい。私にはだぶりが無い限り、先生方の購入希望を却下できないので。 というのは別にして、ワクワク、ドキドキしました。なかなかのシチュエーションですが。2021/02/19

マツユキ

14
モンゴルで育った中学生、駿馬は、日本で陸上を始めるも、怪我をしてしまう。部活にも復帰しないまま、だらだら過ごしていたが、宇宙人と呼ばれるすばると出会い…。モンゴル、専門用語だらけの天体観測…。遠い世界を身近に感じる興奮が、楽しい。夢中になれる物を持つのは、素晴らしい。親、友人が、あれこれ言うけれど、そんな中で生まれる関係も貴重なんだろうな。主人公への反感も分かる。カガミ…。二人の決着が気になる。2022/05/19

橙夜(とうや)

9
【図書館】両親の仕事でモンゴルで育った駿馬(シュマ)。走る事が好きな彼はケガが原因でイップスになってしまう。そんな中、引きこもって小惑星を探してる同級生のすばると出逢い、天体に引き込まれていく。もう、青春ですね。星や月などが好きなので、読んでて楽しかった。2020/01/13

如月小町

8
初読みの作家さん。YAだけど、大人が読んでも面白いと思う。裏表紙の絵がなければ、望遠鏡以外の器具は想像もできなかった。私は天文の事は何もわからないけど、流星やISSを見上げて感動する。夢中になれるものを、こんなに早く見つけられた彼らをうらやましく思う。2021/04/19

papakiti

7
展開が早くて一気読みでした。ワクワクする展開がたまらない。キョウとの確執もきっと乗り越えられたのでしょう。以前、高原でISSを見た時の感動がよみがえってきました。2023/10/12

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