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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
27
「ふざけるな。人間が神の似姿だと言うなら、奇跡なんてのはただ手抜きのコピーを修理に来ただけじゃないか? どいつもこいつも手抜きだらけだ。身体に問題が無い奴は頭にある」。積読消化。自動者に注入された原形質の「インプリ」、自動者同士の「格闘技」、戦時中から存在していたその開発の歴史、業界最大手チャペック社会長ブズマンの秘めたる想い等を交えながら、杁川と蓜島の安全調査班の日常は続いていく。如何にも腹に一物ありそうな海外帰国組の佐久間が登場、歴史ifな様相を呈してきた設定語りがやはり面白い(以下コメ欄に余談)。2020/02/06
ヤギ郎
4
シリーズ第2巻。有期労働体に感情移入をすることを考える。有期労働体「自動車」は人の形をしていないけど、人のように動き、時には負傷した人間を助ける存在である。そして、その動力源は人間の血液である。人間ではない存在を受け入れている日本において、いろいろな考えがうごめく。そんな世の中ではあるけど、杁川と蓜島は安全調査班で日常を送る。2024/10/03
さとさとし
1
疑似生命オートマンのお話。世界一の自動者メーカーのCEO(車椅子の爺さん)の抜け目なさや狂気を孕んだ理想がとても魅力的。 ミカワの3人のキャラもしっかり社会人してる感じが、ダイガードやパトレイバーを感じさせたりもして好き。 幼年期の終わりを引き合いに出したり、喫茶マウンテンなどの愛知県ネタを出したりもする。2022/09/24
かながわ
1
適切な感情移入とは…生命とは…良い作品からは問いが生まれる。とかいうのとは別におもしろくて好き。2022/09/23
ぷくらむくら
0
「自動者」という設定が面白い。有機物と無機物、生命の本質を問い直される物語ではないかと思った。・・・が2巻では展開がまだまだ。2019/12/14
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