出版社内容情報
ムーミンパパの記した自叙伝。厳しく育てられたみなし子ホームの暗い時代を抜け出し、個性的な仲間たちとともに、船で大冒険に出ます。自由と冒険を求める、人生の賛歌。あのキャラクターたちのパパやママが登場します。
1964年に翻訳出版されてから、55年もの間愛され続けてきた「ムーミン」の物語。大人気のキャラクター「ムーミン」は、この全集が原典となっており、今なおその魅力は増すばかりです。
この度、今の時代により読みやすくするべく、改訂を行いました。
初めての方も、ムーミンのことなら何でもご存じの方も、楽しんでいただける[新版]として、順次刊行して参ります。
1現代的表現、言い回しに整え、読みやすくなりました
2さしえがクリアな美しい線で再現されます
3原語最終版に基づき、より細部にこだわった表現に
4フィンランド最新刊と共通のカバーデザイン
5四六判ソフトカバーでコンパクトに
こどもから大人も楽しめる、大注目のシリーズ、決定版です!
内容説明
ムーミンパパは、自らの「思い出の記」を記します。みなし子で、まわりにその才能をなかなか理解されなかった暗い時代、なにかになりたくて、ひとり、自由な世界へ飛び出したのでした。天才発明家のフレドリクソンとともに、大海原や空を大冒険します。スニフのお父さん、スナフキンのお父さん、ミムラとちびのミイといった魅力的なキャラクターたちがつぎつぎ出てきて、にぎやかな人生の賛歌を奏でます。現代的な文章で、読みやすく、クリアで美しいさし絵に、全点差し換え。原書最終版に基づき細部にこだわった決定版。
著者等紹介
ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ] [Jansson,Tove]
画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。雑誌「ガルム」の社会風刺画で一躍有名となる。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。2001年6月逝去
小野寺百合子[オノデラユリコ]
翻訳家。1906年、東京生まれ。東京女子高等師範学校附属高等女学校専攻科卒。公使館付武官の夫の赴任にともない、ラトビア、スウェーデンに長期滞在する。戦後はスウェーデン文化の普及に努め、1981年、スウェーデン国王から勲一等北極星女性勲章を受章。1998年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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