魔法を召し上がれ

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  • サイズ B6判/ページ数 546p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065156094
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

港町のレストランで働く青年マジシャン・ヒカル。彼には忘れられない人がいた。高校時代、突然目の前から失われた少女。ある日、彼は若きロボットを託されて――?


港町のレストラン《ハーパーズ》で働く青年マジシャン・ヒカル。客のテーブルをまわり、マジックを披露して食事を彩っている。ヒカルには、忘れられない人がいた。高校時代、突然目の前から失われた同級生の少女・美波(みなみ)だ。ある日、《ハーパーズ》にやってきた客は、目の見えない老紳士と彼の妻。ヒカルは二人に楽しんでもらえるようつとめるが、老紳士にはある秘密があった――。喪失を抱えた青年と、彼をとりまく人々の物語。

内容説明

マジシャンはノーと言ってはいけない。相手が恋人を殺した男でも。孤独な青年マジシャンに託された何も知らない少年ロボット。マジックレストランを舞台に彼らがゲストにかける“魔法”とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

183
瀬名 秀明は、新作中心に読んでいる作家です。久々、読みました。本書は、近未来手品師青春幻想譚でした。550頁弱の大作ですが、一気読み、マジックに魅了され、爽やかな読了感です。以前マジック・バーに行ったことはありますが、レストランでテーブルマジックを観たことありません。2019/07/24

aquamarine

92
湾岸町のレストランで働く、ある過去を引きずるマジシャン・ヒカル。彼は、伝説的老マジシャンからロボット・ミチルを託されます。読者としてはまずヒカルが繰り出すマジックと駆け引きに魅了されます。特に折り紙を使ったものは圧巻でした。またロボットとは思えないほどのミチルのしぐさや発する言葉一つ一つが身悶えするほどかわいらしく愛しいです。少しずつ変わっていく彼らをじっくりと追いました。人は一人で生きているのではない、色々な人との出会い、積み重ねが人を生かしているということを、改めて感じ取ることができた作品でした。→2019/06/25

ゆのん

85
【NetGalley】マジシャンといういわば魔法の様なもので人を驚かせ喜ばせる職業のヒカルと人型ロボットのミチル。近未来が舞台なので科学の発明品が沢山出てくる。それらもまるで魔法のよう。ミステリーだと思いきやどちらかというと喪失と再生の物語のように感じる。これもまたマジックと繋がっているのか。近未来やマジシャンと日常であまり馴染みの無いものが題材のせいか細かい説明が多く総ページ数も重く感じる。全体的に静かで落ち着いた文章は好感が持てるが盛り上がりに欠ける感もある。1912019/06/13

よむよむ

83
著者初読み。東京オリンピックも大阪万博も過去となった近未来、レストランで働く二十歳のマジシャン・ヒカルが、縁がありミチルというロボットと暮らし始める。親もいない孤独な日々がミチルとの生活で変わりはじめ、高校時代の友の死が謎めきをプラスする。500ページを超える長編に賛否両論あるようだが、私は読みやすい文体と丁寧に描かれたヒカルの心情に寄り添えて好みだった。最近見かける近未来の話はロボットとの共存が多く取り上げられていて、ロボットと一緒に暮らす日もそう遠くないかもと思えてしまう。2019/09/29

keroppi

76
マジックとロボットと料理と。それに、青春の別れと悲しみがブレンドされて「物語」が綴られる。なんとも奇妙な読後感。マジックまで出来て、人と理解し合えるロボットがいるなんて。マジックもロボットも料理も、タネがあり、技術的に作り出されるもののはず。そうやって作り出されたものが、魔法を作り出すという不思議。2019/08/26

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