講談社文庫 決戦!シリーズ<br> 決戦!桶狭間

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講談社文庫 決戦!シリーズ
決戦!桶狭間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065153383
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

戦国最大の逆転劇。乾坤一擲の奇襲は奇跡だったのか、それとも必然か!──7人の作家が七つの視点で描く大人気シリーズ第5弾!

内容説明

大軍で東進を始めた今川義元を、織田信長が尾張・桶狭間で奇襲。永禄三年五月十九日、三国の太守が寡兵の一撃で落命した。「群雄割拠」から「天下布武」へ。戦国時代の流れを変えたこの変事は、本当に奇跡だったのか、それとも必然か!…戦国最大の逆転劇を、七つの視点で描く、大好評「決戦!」シリーズ第五弾!

著者等紹介

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞する

砂原浩太朗[スナハラコウタロウ]
1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て、2016年、「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞。著書に受賞作を第一章とする長篇『いのちがけ 加賀百万石の礎』がある

矢野隆[ヤノタカシ]
1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。続けて、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆し、注目される

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年北海道生まれ。1998年『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞し、デビュー

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロを経て、アニメ脚本、漫画原作などを手がけ、執筆活動に入る。1995年『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、時代・歴史小説の旗手となる。2015年『乱丸』で第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞

木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール読物新人賞を受賞し、デビュー。2014年に単行本として刊行された同作は、第152回直木賞候補となり、2015年第2回高校生直木賞、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回船橋聖一文学賞を受賞。27年『人魚ノ肉』は第6回山田風太郎賞候補となる

花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京都生まれ。1989年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。1998年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年「王国記シリーズ」の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

50
面白かったです。武将たちの桶狭間。作家がそれぞれ異なる武将を描いているので、立体的に桶狭間を体験することが出来ました。戦国最大の逆転劇を様々な視点で見れるのは贅沢ですよね。2023/11/30

けやき

46
桶狭間の戦いのアンソロジー。冲方丁「覇舞謡」/織田信長、砂原浩太朗「いのちがけ」/前田利家、矢野隆「首ひとつ」/毛利新介、富樫倫太郎「わが気をつがんや」/徳川家康、宮本昌孝「非足の人」/今川氏真、木下昌輝「義元の首」/岡部元信、花村萬月「漸く、見えた。」/今川義元。富樫作品と宮本作品が気に入った。2020/05/25

10$の恋

32
虎視眈々、勢力を広げようとする思惑に満ちた群雄割拠の戦国武将も唖然と驚いた!「小よく大を制す」。ほんの小国の織田信長が圧倒的勢力を誇る今川義元を打ち砕いたのだ。実に大きな時代の転換期。このアンソロジーは七名の時代小説家がその瞬間を熱く語る。『桶狭間の戦い』は、歴史好きはもちろんのこと、一般人でも知ってる人が多い。私はその瞬間を覗ける緊張と喜びで、大いに昂揚した。戦いは時の運が勝敗を分けるのか、それとも千載一遇と言う稀有な勝機をも引き込む強い信念なのか。乾坤一擲、天をも味方にした織田信長、正に戦国の寵児だ。2025/03/01

春風

21
桶狭間合戦に関する競作集。織田信長、前田利家、毛利新介、松平元康、今川氏真、岡部元信、今川義元が各短編の主人公となり、多角的に桶狭間合戦を炙り出す。興味深かったのは、木下昌輝先生の『義元の首』。足軽の意識レベルにおいて、織田・今川の戦争を熱田神宮と一向宗門徒との宗教代理戦争と位置付けられていて、桶狭間にて一向宗を敵に回したことが信長の以降の人生を占うようで面白い。そして、花村萬月先生の『漸く、見えた。』。句点が一切使われずに、義元の首が一気呵成に思念を発する。ひたすらに生々しく、展開が予期できない。2020/02/11

ベローチェのひととき

18
決戦!シリーズ、6冊目。7人の作家による7編の短編集。今回は桶狭間を読んだ。各短編の主人公は、今川側が今川義元、今川氏真、岡部元信、松平元康、織田側が織田信長、前田利家、毛利新介である。誰もが今川が織田を蹴散らして進んでいくと思っていたが、予想に反して織田が勝った。信長がここしかないという勝機を確実にものにした。外的環境も味方したと思われる。2024/03/02

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