星海社新書 コミュ障のための面接戦略

曽和 利光【著】

星海社（2019/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784065151570
• NDC分類 336.42
• Cコード C0236

出版社内容情報

曽和 利光［ソワ トシミツ］
著・文・その他

内容説明

日本企業の新卒採用では、必ずと言っていいほど「面接」が存在します。エントリーシートや筆記試験は通っても、面接を突破できない。実力はあるけれど、コミュ力不足で落とされてしまう就活生は後を絶ちません。ですが、実は面接は精度が低いとデータ的に証明されているレガシーな採用手法なのです。しかし日本では未だに重視され続け、ダメ面接官によるダメ面接が横行しています。そこで本書では、面接という魔境で振り落とされてしまうコミュ力に自信のない就活生に向けて、ダメ面接官をイチコロにする劇薬の面接戦略を伝授します。この攻略術を使えば、コミュ障だからこそ内定できる！

目次

面接はダメな採用手法
コミュ障のための基本の「キ」
コミュ障のための面接心得
コミュ障のための自己アピール
コミュ障のための就職志向
コミュ障のためのグループディスカッション

著者等紹介

曽和利光［ソワトシミツ］
組織人事コンサルタント。株式会社人材研究所代表取締役社長。リクルート入社後、人事部にて新卒・中途・契約社員採用、育成体系構築、組織開発に携わり、ゼネラルマネージャーとして活躍。その後もライフネット生命保険総務部長、オープンハウス組織開発本部長と、人事・採用部門の責任者を歴任。２０１１年に株式会社人材研究所を設立し、大企業から中小・ベンチャー企業まで採用や組織人事に関するコンサルティングやトレーニング事業を展開している。著書多数。オンラインサロン「本当のことしか言わない就職の学校」を運営し、悩める就活生のサポートも行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海星梨]

「相手の聞きたいことを答える」、これができないからチグハグ人間なんだよなと身につまされつつ。面接は「あなたがどういう人か」を知りたいもので、それをふまえて準備をしようという内容。たくさん企業はあるんだから、恐らく、これ以外のことを重点としている会社はありはするだろうけど、「どういう人か、この人ならうまくやれるだろう」っていう思考で採ってもらうのがその後の人生に良いと思う。

2019/09/11

[wata]

リクルートなどで人事を教えてきた面接のプロによる面接対策本。これはゲームの攻略本と一緒だ。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」。面接で聞かれる質問は「どんな人か」が8割、「どんな仕事をしたいか」が2割、これらに集約される。これらを背景とした個々の質問にはそれぞれ意味付けがあって、その「裏の意味」を解説してくれる。その上で、「裏の意味」から見て好ましい回答や身振り、手ぶりを今すぐ実践できるレベルまで具体化して一つ一つ挙げていく。本著を読めば、就活をゲーム感覚でこなせるようになるかもしれない。

2021/03/23

[金こんにゃく]

面白かった。コミュ障のための就活攻略本。

2019/04/10

[しゅんぺい（笑）]

星海社新書っぽい本。面接では背伸びせず、自分がどういう人間なのか伝えるっていうのはすごく共感するし、緊張する＝ダメなこと、では決してないやんな。選社基準と志望動機、の違いは初めて知ったから新鮮。

2020/12/02

[kinkswho]

就職氷河期世代で就活に大変苦労した人間としては腑に落ちる事の多い内容。 当時から「人物重視」の面接が就活で最重要とされていたが、科学的に検討して問題点がある事を指摘しているのは目新しい所である。 しかし採用の現状が面接を重要視している以上、それに上手く適応させていく努力が必要なのも現実というのも納得がいく。 人前で喋るのが苦手ならば、それ相応の対策を講じる必要があるのは20年前と変わらない事が分かる。

2019/12/30