内容説明
第一章では芸術家自身が暮らした家やアトリエなどを公開している美術館を、第二章では生まれ故郷や長年親しんだ町など、ゆかりの土地に建てられた美術館を紹介。芸術家の息吹に満ちた空間で、極上の時間を!芸術家26人を身近に感じる30館。
目次
第1章 芸術家の愛した空間を訪ねて(朝倉文夫入門―台東区立朝倉彫塑館;本郷新入門―本郷新記念札幌彫刻美術館;平櫛田中入門―小平市平櫛田中彫刻美術館・井原市立田中美術館;三岸好太郎・節子入門―mima北海道立三岸好太郎美術館・一宮市三岸節子記念美術館;岡本太郎入門―岡本太郎記念館・川崎市岡本太郎美術館・『明日の神話』 ほか)
第2章 芸術家ゆかりの美術館を訪ねて(萬鉄五郎入門―萬鉄五郎記念美術館;熊谷守一入門―豊島区熊谷守一美術館・熊谷守一つけち記念館;香月泰男入門―香月泰男美術館;東山魁夷入門―市川市東山魁夷記念館・長野県信濃美術館東山魁夷館;田中一村入門―田中一村記念美術館 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
23
ある特定の芸術家の作品を公開する個人的な美術館の特集本。堂本印象の京都の美術館は昔いったことがあるんだけど、外壁もだいぶ変わっててまた行きたいなあってなった。こないだ用変天目展示してたんだよね。奄美大島で描き続けた田中一村の絵が好き。ゴーギャンぽいとのことだけどルソーっぽいよなあと。でも温室でほそぼそと生きてるルソーの絵じゃなくて、熱がしっかりある感じ。川端龍子の「爆弾散華」が終戦2日前に畑に直撃した爆弾により弾き飛ぶ野菜の絵で、金泥や裂箔がふんだんに用いられてて、どうにも美しくてとても困った。2019/07/28
m
3
この時代は守備範囲外なので行ったことがあるのは表参道の岡本太郎記念館のみ。名前の読み方もおぼつかない状態で読んでるので、ふりがなに助けられた。朝倉彫塑館と熊谷守一美術館が気になる。2023/05/21
あられ
1
本郷新記念館で見つけ、図書館を探した。あちこち行ってみたい!2019/11/26
kaz
1
芸術家自身が暮らした家やアトリエなどを活かした美術館や芸術家ゆかりの地に建つ魅力的な美術館を、その芸術家に関する簡潔な解説と併せて紹介。図版は小さいものの、勉強になるので、手に取って損はしない。2019/07/05