講談社現代新書<br> 捨てられる銀行〈3〉未来の金融―「計測できない世界」を読む

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講談社現代新書
捨てられる銀行〈3〉未来の金融―「計測できない世界」を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065149072
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0233

出版社内容情報

2019年4月から20年間続いた金融のルールが本格的に変わり始める。

その変革は、森信親金融庁前長官が退任し、ほっと一息ついている地方銀行をはじめとする金融業界に衝撃を与えることになるだろう。

15万部のベストセラー『捨てられる銀行』で、著者はいち早く森改革路線の本当の狙いを明らかにした。
「予告の書」発売から3年、ついに金融界の「憲法改正」が本格的に始まる。

遠藤新長官の狙いは何なのか? それは森路線を覆すものなのか? 継承なのか? 金融業界に籍を置くならば、経営者から新入社員まで、この変化に乗り遅れることは「捨てられる」ことを意味する。

金融業界の大変革の全貌を見通し、その背景にあるビジネスモデルの世界的な大転換を明らかにする。

過去の計測できる数字に安住するものは、金融界では生き残れない。「計測できない世界」を制する者が未来の勝者となる。

金融マンは、どう未来を切り開けばよいのか? 答えは本書から導くしかない。 

内容説明

2019年4月から、金融業界の「憲法」、検査マニュアルが大きく変わり始める。森信親前金融庁長官が始めた大改革がついに本格始動するのだ。遠藤俊英長官に代替わりしたことで改革路線のどこが変わり、何が変わらないのか?そのすべてを本書は明らかにする。

目次

序章 計測できない世界
第1章 金融革命とポスト森金融行政
第2章 20年の金融ルールが変わる
第3章 「共感」と金融
第4章 さよなら銀行
終章 「計測できない世界」にどう対処するのか

著者等紹介

橋本卓典[ハシモトタクノリ]
共同通信社経済部記者。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計23万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

109
「なんたら調査役」とか何のために存在しているのよくわからない「本部」。顧客にババを引かせる理由はスルガ銀行にしてもかんぽ生命にしても、さらには金融業界自体に人が余っているからちゃうん?本書ではすごく難しいカタカナ経営用語がいっぱい紹介されてもっともらしい解決策が提示された。だが最後の決めゼリフは「給料、減らせば?」につきると思う。最近、総人件費を減らすために編み出された「損保ジャパン日本興亜スキーム」こそが救いの神になるのではないだろうか。ただし業界は救われるかもしれないが、人は救われないかもしれない。2019/07/14

KAZOO

96
このシリーズの1が出たときにはいいたいことをいってくれていたという感じがしたのですが、この3では少し歯切れが悪くなっています。というのはかなり持ち上げていた森前金融庁長官がスルガ銀行に裏切られたからだということなのでしょうね。というよりも官庁のトップが個別銀行について宣伝めいたことを言ってはいけないということなのでしょう。とはいえ私もスルガの経営計画を結構ほめていたのですが。今回はどちらかというと精神論的な感じの本になっています。2019/02/27

おせきはん

15
銀行が、リスクを取れない一方で利益を上げることに注力し、顧客のためにならないこともしてきた反省を踏まえ、本当に顧客の視点に立って顧客と利益を分かち合う存在になるには、財務諸表にはすぐに結果が現れず、AIでは必ずしも評価できない「共感」を重視する、ある意味で昔の銀行に戻る必要があるのかもしれないと思いました。2019/08/08

13
19年2月第一刷。提灯記事の3冊目。『金融排除』も含めれば4冊目。「計測できない世界」がテーマだけにモヤっとしていて説教臭く、また妙に上から目線。金検マニュアル廃止も若い世代の(銀行に)「行かない革命」も中国のキャッシュレスを通じた「信用革命」も目新しい話ではない。投信の回転売買の悪や商工中金の不祥事は詳しいが、かつて金融庁が「地銀の優等生」と評したスルガ銀行の件は本書のテーマに合わせて話をすり替え。漂流しているのは銀行だけではない。儲からなくなっているのに仕事をしているふりでは生産性向上以前の話。2019/03/02

Hiroo Shimoda

11
金融に携わる人は一読すべき。著者の主張は正論である一方で、では如何にマネタイズするか?資本コストを超えられるのか?という疑問は残るが、それを問い続けることがビジネス。2019/10/14

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