星海社FICTIONS<br> 転生!太宰治〈2〉芥川賞が、ほしいのです

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星海社FICTIONS
転生!太宰治〈2〉芥川賞が、ほしいのです

  • 佐藤 友哉【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 星海社(2019/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065144749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第一章  太宰、ツイッターをはじめる
第二章  太宰、女子高生アイドルとお泊りする
第三章  太宰、石田三成のツイッターを見つける
第四章  太宰、講談社に殴りこむ
第五章  太宰、受賞を待つ
第六章  太宰、現代のメディアにドン引きする
第七章  太宰、心中する(転生後二回目)
第八章  太宰、歌舞伎町をさまよう
第九章  太宰、『カメラを止めるな!』を見る
第十章  太宰、女を裏切る(その1)
第十一章 太宰、女を裏切る(その2)
第十二章 太宰、同棲する
終 章  太宰、まだ生きる

あの太宰治がよりによって現代日本に転生、人生と平成を謳歌中!  
女子高生地下アイドルを流行作家にプロデュースして、今生こそ芥川賞を狙う太宰だったが――!? 急展開の第2巻!

内容説明

あの太宰治がよりによって現代日本に転生、人生と平成を謳歌中!女子高生地下アイドルを流行作家にプロデュースして、今生こそ芥川賞を狙う太宰だったが―!?急展開の第2巻!

著者等紹介

佐藤友哉[サトウユウヤ]
1980年生まれ。2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』(講談社ノベルス)で第21回メフィスト賞を受賞しデビューする。2007年『1000の小説とバックベアード』(新潮社)で三島由紀夫賞を最年少で受賞。近年では純文学をメインフィールドとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

83
前作が面白かったので購入。今回も楽しく読みました。現代に転生した太宰治が女子高生地下アイドルの乃々夏に芥川賞を獲らせようとプロデュースするものの、真逆の展開に。Twitterをやったり、「カメラを止めるな!」を見たり、当然心中騒ぎも起こしたりして、第2の人生を謳歌する太宰先生。作中に散りばめられてる小ネタや実際の太宰作品の引用など、太宰ファンには堪らないのでは。読んでると太宰治その人が書いたように錯覚する程、佐藤友哉先生に太宰治が憑依してます。続編がある終わり方だったので、早く次作が読みたいです。2019/04/27

アナーキー靴下

75
シリーズ第二作。一作目のインパクトはないものの、正当な続編といえる期待通りのストーリー、まさに現代に甦った太宰治は読んでいて本当に楽しい。副題の「芥川賞が、ほしいのです」が根幹となりつつ湿っぽすぎず、波乱に満ちた展開にどんどん引き込まれる。以前テレビで芥川賞と直木賞が決まるまでの悲喜こもごもドキュメンタリーを観たけれど、そのおかげで臨場感アップしたので、観ておいて良かったな、なんて思った。ラストは憎い! こんなん気になるに決まってる! 次作は「コロナで、グッド・バイ」なので、コロナ禍明ける前には読みたい。2021/12/15

あも

75
前作の展開を下敷きに更に現代に馴染んだ?太宰。だめだ…。性懲りもなく心中騒ぎを起こして、書店に行って誰々の本はないのに自分の本はあると鼻息を荒くし、何かと言えば死のう生きようと浮き沈み、やっぱり芥川賞がほしいのですと妄執と各所への恨み辛みを吐き散らしては、女の元を渡り歩く。本書のせいで、文豪・太宰治のイメージが、そんなどうしようもないクズに上書きされ…され…あれ、別に元とあんま変わってないな…。あれ?巫山戯てるようでいて真摯。まじめに見えておどけてる。太宰を現代に蘇らせる者、その名は佐藤友哉。3にも期待!2019/10/21

buchipanda3

75
続編。こちらも楽しめた。前作からの続きで芥川賞を獲るべく煩悶、もとい奮闘する姿が描かれている。今の文学を取り巻く世界にも太宰目線でチクリと。弟子の女子高生・乃ノ夏と一緒にお泊りにするも文壇への復讐心が勝った彼は何もせず。ところがそのあと思いがけない裏切りに彼は悶えて、ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュと痛飲。弱いから無頼派なんですと言えば、転生したのは成長するためだとか揺れる心。ふと見た映画でやる気復活。彼はどうなる…。安田屋旅館と発表待ち修羅場のイラストがいい感じ。あと太宰のツイートがもっと読みたい。2019/06/12

ふじさん

32
個人的には前巻を更に上回る秀作。太宰と現代文化の邂逅が生み出す可笑しみはそのままに、作家と創作、出版業界の苦楽、日向と日陰の落差をより切実に描く方向性へ軸足を移した内容は、著者の持ち味と娯楽性とが高度に融合し、読物として文句無しに面白い。その分、太宰の背面に控える佐藤友哉の顔が透けかけている節も無いでは無いが、むしろこれこそが醍醐味とばかり大いに楽しんだ。色物めいた設定の突飛さに決して胡坐を掻かない、今を生きる人間の心理に誠実に寄り添った素晴らしいエンターテイメント。コロナ禍を描いた次回最終巻にも大期待。2022/05/15

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