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出版社内容情報
旧友との再会が破滅への扉を開く。カイン・ヴァレンタイン、最後にして最高の仕事が遂に終わる。星雲賞作家の代表的シリーズ、完結。カインが香港のオークション会場で思わぬ再会を果たした旧友ウィリアム・グランディ、彼は数年の間に、英国を代表するテクノロジー企業N5社(ノーベンバー・フィフス)の社長となっていた。汎用型量子コンピュータを用いたAI・ソロモンを爆発的に普及させつつあるウィリアムから持ちかけられたのは、“自分が自分に殺された時のための保険”……。
イートン校時代の陰鬱な日本人サエキ・ケイ(カイン)、そして永遠に喪われた恋人・イライザ――過去と現在が交錯し、それは未来を破滅に陥れる世界保険計画(ワールド・インシュランス)として発動する。わずかな遺った生命の灯火を燃やし尽くし、カインはベティの手を取る。それは、過去との決別でも、ましてや贖罪でもない。すべては、“最高の誠意”のために――。新・星雲賞作家が放つ新たなる代表作、ここに堂々完結!
柴田 勝家[シバタ カツイエ]
著・文・その他
しおん[シオン]
著・文・その他
内容説明
カインが香港のオークション会場で思わぬ再会を果たした旧友ウィリアム・グランディ、彼は数年の間に、英国を代表するテクノロジー企業N5社の社長となっていた。汎用型量子コンピュータを用いたAI・ソロモンを爆発的に普及させつつあるウィリアムから持ちかけられたのは、“自分が自分に殺された時のための保険”…。イートン校時代の陰鬱な日本人サエキ・ケイ、そして永遠に喪われた恋人・イライザ―過去と現在が交錯し、それは未来を破滅に陥れる世界保険計画として発動する。わずかな遺った生命の灯火を燃やし尽くし、カインはベティの手を取る。それは、過去との決別でも、ましてや贖罪でもない。すべては、“最高の誠意”のために―。新・星雲賞作家が放つ新たなる代表作、ここに堂々完結!
著者等紹介
柴田勝家[シバタカツイエ]
SF作家。1987年東京生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了。在学中の2014年、『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞し、デビュー。2018年、「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」で第49回星雲賞日本短編部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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サケ太
イツキ
東山ききん☆
rubidus
瀬古悠太