出版社内容情報
平成が終わり、新しい時代が始まる今。自ら区切りをつけ、声をあげる女性たちの姿から、私たちの生き方を見直す大人気エッセイ!性の主導権が女性に移ったことに感心し、高齢者施設を自分で決める老年女性の姿に感慨を覚え、平成最後の年に引退する歌姫の姿に感動する。
嫌われる勇気を持つ女性だけが出世する? 老年と中年の母娘旅行はストレス満載? セックスレス不倫に悩む女性が急増中? 「#me too」はセクハラ史を変える?
平成が終わり、新しい時代が始まる今。自ら区切りをつけ、声をあげる女性たちの姿から、私たちの生き方を見直す大人気エッセイ!
酒井 順子[サカイ ジュンコ]
著・文・その他
内容説明
平成が終わろうとしている今、新しい世界への扉を自分の意思で開く人が急増中。人生百年時代に、“私”の生き方を見つめ直す大人気エッセイ!
目次
女性主導セックスの時代
楽しい老後を過ごす能力
増田明美さんが拓いた道
プリンセスの夫の職業
「不倫ブーム」の行く末
母親孝行は回りもの
老いの花を咲かせるには
嫌われる百合子
神頼みじゃダメ!
『ブレードランナー』の未来〔ほか〕
著者等紹介
酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京生まれ。2003年の『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
98
酒井さんのこの週刊現代連載のエッセイシリーズは面白いんだよな。他のエッセイは卑屈だったり恨み節が結構ある気がするんだけど。それはやはり週刊誌だから、その時々の話題に斬り込んでるからだと思います。いつもよりソフトな印象で、とても読みやすいです。増田明美さんの章は本当にいつも解説を聞いては感じていたことで大いに共感しました。いくつになっても美声で分かりやすい解説ですものね。この本で13冊目、前2冊ほど読んでないかも!早速予約しよう。2019/05/18
takaC
69
「週刊現代」連載エッセイシリーズ、これが13冊目だそうです。この調子でさらに続けていただきたい。2019/05/18
よつば🍀
58
『週刊現代』に連載されていたものを書籍化した作品。50本のエッセイが収録されています。若い女性向けの雑誌『アンアン』ヤフーニュースで話題になった時だけはその記事を読むものの一度も購入した事がない私は、その中身が今やこんな過激になっていた事にビックリ!また「理想の死に方」と言われた85歳で逝去された野村沙知代さんを語ったり、男性アイドルの高齢化から皇室、最近たびたび耳にする「パパ活」「ママ活」まで様々なネタを歯に衣着せぬ勢いでキレキレにぶったぎっていました。世相にうといので色々な事が知れて面白く読めた1冊。2019/02/04
けぴ
49
ちょっと箸休め的な読書をしたい時に重宝する酒井順子さん。週刊現代2017年から2018年にかけてのエッセイ。お茶の水女子大学が2020年から性自認が女性なら男性も受け入れる話はネタ的に面白かった。2021/06/29
ネコタ
47
週刊現代に連載しているエッセイをまとめたもの。これで13冊目ってすごい!平成が終わり、次がどんな時代になるのか。平成の振り返りのような感じ。酒井さんのエッセイはいつも物言いは過激だけど、言っていることは的を射ていて面白い。セクハラ#MeToo運動、安室ちゃん引退、天才子役のその後、そしていろいろなところで取り上げられた男女の問題。人生100年の時代になってどのように生きていかなければいけないか、という大問題についての酒井さんなりの意見が書かれている。2019/06/14