出版社内容情報
天下人へ駆けあがれ!
織田家臣団のなかでも異例の出世をとげた羽柴秀吉。驚きの知らせは、危機か、幸運か?
<監修者のことば>
天下統一目前と思われた織田信長は、家臣の明智光秀によるまさかの裏切りに遭い、
京都の本能寺にて最期を迎えます。
信長の後継者となったのは、同じく信長の家臣であった羽柴秀吉です。
秀吉は、山崎の戦いで光秀を滅ぼすや、信長の孫である三法師を担ぎ、
信長政権の後継者となって、ライバルの柴田勝家を賤ヶ岳の戦いで破ります。
秀吉は信長がなし得なかった天下統一を実現し、
関白という、朝廷の最高位にまで昇りつめます。
秀吉は尾張国の百姓の出身であったといわれています。
大名や土豪の家の出身ではありません。
結局、戦国の生き残りレースの頂点に立った人物は、
身分の低い階層の出身でした。そこに、歴史の面白さ・奥深さがあると思います。
ほかの大名でも、家の出自が明らかではない人物がいます。
大きな変革の時代であったことの証拠です。
秀吉は巨大な大坂城・伏見城を築き、諸大名に朝鮮への出兵も命じます。
しかし、秀吉の生命は尽きようとしていました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
13
このへんも、要再読が、必要かと思う。2020/09/07
まゆこ
3
★★★☆☆2024/04/29
ひろきっち
3
織田信長→豊臣秀吉→徳川家康のこの流れすらよく分かっていなかったので、戦国時代アレルギーが多少解消されてきているように思う。この戦国時代編で学んだのは、幼名といって子供のころの名前があること。秀吉の幼名は藤吉郎というが、大体15歳ごろまでに元服といって今でいう成人式みたいな儀式があるまで名乗る名前。元服すると名前が与えられ、この名前が秀吉であった。ちなみに今は成人年齢20歳ですが、これは明治29年(1896年)に定められたそうです。2021/02/24
はる
1
秀吉を中心に。早足ではあるが、要所はある2023/05/18
Ayano
0
10巻が面白すぎて思わず箱買い。 秀吉の人の良さが前面に出ている話だった。 この人の話は一冊では収まりきれないような気がした。 ねねについてももっと知りたくなった。 やはり続きが気になるので江戸幕府篇を読もうと思う。2024/10/16
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