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出版社内容情報
泌尿器科からの、奇妙な病理診断依頼。それが、移植治療にそびえ立つ「壁」との初遭遇を誘う。腎臓移植手術編、スタート!泌尿器科・大月から、宮崎への奇妙な病理診断依頼。それが宮崎の、移植治療にそびえ立つ「壁」とのファースト・コンタクト。自己矛盾するガイドライン、患者と家族の希望、低迷する移植件数、暗躍する特別査察官。病理医・岸京一郎は、いかなる診断を下すのか!? 腎移植手術編、スタート!
恵 三朗[メグミ サブロウ]
著・文・その他
草水 敏[クサミズ ビン]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
61
腎移植、グレー部分を行く大月先生、悩みながらも突っ走る宮崎先生、そして岸先生は裏であれこれ画策、岸&間瀬の最凶コンビとか笑えるし、厚労省との対決が楽しみ♪2019/03/21
buchipanda3
44
本来、患者のことを思いやってできたガイドラインが却って患者を苦しめることが起きてしまう。理想と現実のズレにどう対処するかを論理性と感情を持つ人が考える。論理と感情、どちらか一方に偏り過ぎずバランスを保つべきだが、世の中どうしても色々な力が働いてしまって・・。岸&間瀬の凶悪天使コンビと宮崎先生たちで行き詰まった問題を打開してくれ。バックナンバー40年分もがんばれ(ぼそっ)。あと猛者井くん、誰かと思っちゃったよ。森井の青春の苦い過去話もその一因だな。2019/01/27
wata
43
宮崎先生、頑張ってる(^^)舞い上がった人にツラれて一瞬思い込みゾーンに入ったけど(笑)岸先生は相変わらず冷静で…役人相手にどうするか楽しみ♪2019/03/20
たまきら
33
世界初の症例で少し気を抜いていたら…うわあ、グレーゾーンな腎臓移植の流れで厚労省来ました~!自分も長いこと「脳死」「臓器移植」に疑いを持っていましたが、梅原さんの美しい言葉によりかかっていましたが…10年ほど前、友人の娘が心臓移植が必要になるかもしれない状態で産まれ、一瞬で意見が180度変わりました、ええ、コロッと。部外者ですらこうなんだから、毎日のように「移植できたらこの人の生存率が上がる」現実化にある医師にはとっては納得できない「倫理」も多々あるんだろうなあ。2025/06/13
ムーミン2号
33
前巻でほぼほぼ独り立ちを果たした宮崎先生だが、茨の道は続く。肺の生検にダニ? 果たして世界初の症例か? と浮足立つ感染症内科の壬生先生だったが、ザッキーはよくよく顕微鏡を見て、異なる診断を下す! おお、やったね! 続くは腎移植の話だが、ガイドラインを順守していては救える患者も救えないと大月先生は移植を何度も繰り返している。実はそれを壮望会は見て見ぬふりという応援をしているのだが、厚労省にリークしちまった(悪気はない)先生がいたため、厚労省は壮望会病院を潰してやる! と乗り込んでくる。2019/01/24