なぜ、日本の精神医療は暴走するのか

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なぜ、日本の精神医療は暴走するのか

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  • サイズ 46判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065141724
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「育て直し」と称し子供を縛り付ける病院。軽い気持ちの通院が薬漬けで廃人同然。前近代的な「治療」が横行する精神医療の現場に迫る誰もがうつになる可能性のある時代。
次の「被害者」はあなたかもしれない。

現在、日本では「心の不調」で精神科にかかっている人は400万人を超える。
「うつかもしれない」と思って、病院に行ったばかりに、
本当に身も心もボロボロにされてしまったら・・・・・・・。

・子供を「育て直し」と称して、3ヵ月以上拘束する病院
・無理な薬漬けで、患者を廃人寸前にまで追い込む医師たち
・ちょっとしたことですぐ縛りつける医師
・殴りまくる精神科医
・蹴りまくる看護師

彼らは一部の「特殊」な事例ではない。
全国ではいまも「精神医療」のために苦しんでいる人々が大勢いる。

平成も終わりを迎えようとするいま、
一般社会、諸外国ではけっして行われないような人権無視が、
なぜ日本の精神医療の世界だけでは成り立っているのか。
日本の精神医療に出口はあるのか?

丹念な取材で、その真相と解決の糸口に迫る傑作ノンフィクション。


佐藤 光展[サトウ ミツノブ]
著・文・その他

内容説明

年間400万人が心の不調で通院する時代。「うつ病かも」と思って、あの病院に行ったばかりに…次の“被害者”はあなたかもしれない。縛りまくる病院、殴りまくる医師、蹴りまくる准看護師、患者を薬漬けにする医師たち…なぜ、世界の常識からかけ離れた“治療”がいまだに続けられているのか?驚愕の真相に迫る傑作ノンフィクション!

目次

第1章 子供たちを縛りまくる病院
第2章 処方薬で踏み外した人生
第3章 拡大する身体拘束乱用と患者の死
第4章 健康な人も餌食になる強制入院
第5章 隔離と薬漬けの果てに―自閉症・串山一郎さんの突然死
第6章 患者を殴りまくる精神科医
第7章 薬のインチキ臨床研究を患者が暴いた
第8章 「画期的検査法」の虚実
第9章 「開かれた対話」の未来
第10章 精神医療の暴走を支えるもの

著者等紹介

佐藤光展[サトウミツノブ]
医療ジャーナリスト。探査ジャーナリズムNGO「ワセダクロニクル」シニアリポーター。神戸新聞社会部で阪神淡路大震災や神戸連続児童殺傷事件などを取材。2000年に読売新聞東京本社に移り、2003年から15年間医療部に在籍。菊池寛賞や日本新聞協会賞などを受賞した看板連載「医療ルネサンス」の執筆や、数々のスクープで「医療の読売」を支えた。2018年1月、早期退職してフリーに。PADIダイブマスター、潜水士、一級小型船舶操縦士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いっせい

37
精神科の病院で働いている身としては、この本に書かれている幾つかの事件は、決して一部の病院での事例として看過する事はできない。過剰な精神薬投与と身体拘束によって、人間の尊厳どころか命までも奪われてしまった患者の方々。哀しきかな、「患者様の安全を守る為」という名目で身体拘束が私の病院でも行われているのが現状だ。患者様の心の声に寄り添うという精神科看護の原点を改めて気づかせてくれる示唆も多くあった良書であった。2019/02/12

遊々亭おさる

19
国民の30人に1人が何らかの精神疾患で治療を受けている時代に行われている前近代的な治療という名の精神医療の暴走を告発した一冊。安易で過剰な投薬や人権を無視した虐待、患者と向き合わない医者などが病状が悪化する患者を量産し、ときに死に至る悲劇をも生み出しているという。改革への道程にはまがりなりにも健康に暮らせている我々の意識の変革も必要だと本書は説く。精神疾患者は人権を迫害されてもしょうがないという気持ちがどこかにないか?人を癒すことが出来るのは薬の量ではなく人との繋がりしかない。良き医療は市井の人々が作る。2019/05/26

ノンケ女医長

17
病院や行政への取材、開示したカルテなどを基に作品化したものだろう。措置診察についても、時間が15分と10分だったと書かれていて(113頁)、赤紙まで入手したのか。いかに対応困難事例が著者を訪れたかが想像できる。「精神科は実は最先端医療なんですよ。原因がわからない病気ばかりを扱っているんですから。(中略)謎に挑み続ける医師たち。佐藤さんにはぜひ、そういう視点で記事を書いて欲しいなあ」(216頁)とある。精神科医療を変えたいと思うのであれば、治療で救われたと感謝する当事者の思いも記すべきでは。不公平に感じた。2020/08/02

ネギっ子gen

15
読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」で健筆を振るっていた著者が、過剰な事なかれ主義に嫌気を覚え、書きたいことを書くために、大新聞の看板を捨てフリーになった直後の2018年に出版した、日本の精神医療を告発する書。<適切な精神医療を拡大させるために必要なのは、社会の関心と厳しい目です。病気を治すどころか悪化させるおかしな診療に対しては、社会全体できっぱりと、ノーを突き付けて暴走を防がねばなりません。「少なからず治癒する」人たちを守るのか、それとも「破れた履物」のように切り捨て続けるのか>、日本の民度を問う。⇒2020/09/02

templecity

12
現在のこの時代になっても人を束縛して自由を奪うという実態が精神科医療に存在する。本人や家族の意向も知事の命令という名目で精神科医の強い権限がある。また拘束中に投薬が原因で事故が起き、本人が通報できずに死亡に至事故も発生している。患者の暴力的行動を抑えるため投薬もされているが、時として人間性を奪ってしまう実態もある。昔のロボトミー手術のようなものである。表に出てこないだけあって怖い世界である。 2022/04/28

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