出版社内容情報
ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイアが放送20周年を経て、小説で復活! 映画「ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦」の公式続編が、脚本の長谷川圭一により小説になって登場。20年後の現代を舞台に、三大ウルトラマンはもちろんオリジナル怪獣も登場し、大バトルをくりひろげます。
特製ピンズセット、Wカバー、スペシャルポスター付き。
長谷川 圭一[ハセガワ ケイイチ]
著・文・その他
円谷プロダクション[ツブラヤプロダクション]
原著/監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
72
ティガ、ダイナ、ガイア。かつて大きな感動を持って新たなウルトラの世界へ導いてくれた光の巨人達。彼等が映画「T.D.G 超時空の大決戦」から20年、時空を超え大人になった勉達のもとへ、そして私達のもとへと再び姿を現してくれました。信じることを諦めない、その心さえ持っていれば決して世界は滅びはしない。我夢の、我夢を演じた吉岡毅志さんのメッセージは、子供達が繋いでゆく明日への希望であり、それを伝える大人達の重大な役目。良かった、とてもとても良かったです。2018/12/26
KANEO
4
99年に公開されたウルトラマン映画の20年後を描いた続編的小説。御幣を恐れずに言うならば当時作品を楽しんでいたファンたちへの《お子様ランチ》だ。20年という月日は人を成長させるのには十分過ぎる。大人になった今、お子様ランチを食べるのはさすがに小っ恥ずかしい。若干メタ的な展開もそれに拍車をかけている。だがあの頃の味覚が甦り、サービス満点で味わわせてくれるのが有り難い。結局、シリーズから卒業したとしても好きなウルトラマンからは卒業できない。そんな嬉しい事実を再確認させてくれた。2019/12/21