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出版社内容情報
思惑を超え廻り始めた運命の輪。その結果ひとつの命が失われた。それでもゲームは終われない!ひとり死亡、ひとり重体…。不幸ゲームは、「ゲーム」と呼ぶには深刻すぎる局面を迎えた。そのことすら、サンプルのひとつに過ぎないと見做す冷酷な「セカイ」のなかで、ゲームの立て直しを図るナナミ。傍観を決め込んでいた柊吾にも変化が…。容赦なき物語はネクストフェーズへ!!
水城 せとな[ミズシロ セトナ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
19
この漫画が始まった当初、読者はここまでシビアな展開を予想していただろうか。そもそも、水城せとなですら。ゲームという言葉が持つ軽さ。しかしそれは、私達読者が勝手にイメージした軽さだったのかもしれない。いや、その軽さこそが、人間性を炙り出す有効な装置となることを水城せとなは知っているのだ。であるならば、このシビアな展開は、計画通りということか。おそるべし。2019/01/21
こと
16
時間を戻しても死が免れただけで立場はかわらない。どんどんみんな壊れてどんどん不幸になっていく。773は目を失い恋を失い三人の友情は壊れ・・読んでて胸が潰されるよ~っ救いはどこだ!2019/03/17
赤とんぼ
13
773号に、少しカズオイシグロの「わたしを離さないで」 を思い出しながら読んだ。人と人との関係について、幸せについて、不幸について。愛について。結構真正面から描いていると思う。2019/02/26
ゆりこ
13
思いがけないリセット設定→壊れていくナナミちゃんに、みんな幸せになれない結末を予想してしまった。柊吾くんがナナミちゃんと幸せになるラストを希望!それしか言えない。2019/01/30
紫陽花
8
■電子書籍(ひかりTVブック) そういえばそうだったなー。 ここから電子で買ってたので、5,4,3巻を買おうか悩むなー。 幸せとか不幸とか、形もないし、目にも見えない。 同じ状況に立った人が同じ幸福度であるとも限らない。 そんな不安定なものをゲームの材料にする時点でどうかしてる!(今更だけど) セカイってなんなんだよまじで!きええー!2020/05/03