出版社内容情報
よちよち歩きに、もふもふヒナだんご!
水辺のアイドル!
オシドリ親子の大冒険
■主役はオシドリのヒナたち■
オシドリって見たことありますか?
オシドリは、「おしどり夫婦」の言葉でも有名な身近な野鳥ですが、スズメやツバメほどにその姿は知られていません。むしろ言葉の知名度とは真逆で、ほとんど知られていないのが、オシドリという鳥かもしれません。
実はオスの成鳥は世界一美しいカモと言われ、そのヒナたちはとってもキュートなのです!
この本では、大都会札幌で子育てするオシドリ親子の成長を追いかけました。親鳥とヒナたちの大冒険と、ほっこり癒やされる、かわいらしい日常を、余すところなく紹介します。
ヒナたちの成長を一緒に見守りませんか。
■巣立ちから大冒険の連続■
オシドリの巣は、一般に森の大木に作られます。しかし札幌で子育てするオシドリの中には、市内の中学校の校庭にある大木を巣にする親鳥もいます。本書では、この中学校生まれのヒナたちを中心に、その成長を紹介します。
ヒナたちの大冒険は、いきなり巣立ちから始まります。まだ生まれてまもない、よちよち歩きのヒナたちが、大木から大ジャンプして、巣立っていくのです。その姿は巣立つというより、落ちるというほうが正しいかもしれません。
巣立ち後も、危険がいっぱい! 近くの水辺までは、大きな国道を渡らねばなりません。車の間をぬって、お母さんを先頭に大急ぎで渡っていきます。
冒険のあとは、みんなで集まって、もふもふヒナだんご! うとうとと眠る様子に見ているほうも、ほっこり癒やされます。
本書では、ヒナたちの頼りなくも、やんちゃで元気な様子、そしてそんなヒナたちを見守る母鳥のまなざしをたっぷり収録。ページをめくるたびに展開されるオシドリ一家の冒険とその成長に、ハラハラ、ドキドキしつつも、きっと応援したくなること間違いなしです。
内容説明
オシドリちびっ子ちゃん一家の、巣立ちから独り立ちまでの成長を収録。
著者等紹介
大橋弘一[オオハシコウイチ]
野鳥写真家。東京生まれ。幼少の頃に見た鳥類図鑑に魅せられ、会社員生活を経てこの道へ。北海道を拠点に全国の鳥を30年以上撮影し、“野鳥の伝道師”として出版、講演、文筆活動やテレビ・ラジオ出演などで野鳥の魅力を発信。鳥の語源や文学作品との関連など幅広い取材による独自の野鳥雑学解説が好評で、代表作『庭で楽しむ野鳥の本』(山と溪谷社)は、ベストセラー。日本鳥学会会員。日本野鳥の会会員。日本自然科学写真協会会員。ウェルカム北海道野鳥倶楽部主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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