出版社内容情報
両親の愛を知らずに育った皇女・咲耶。西海国の王に嫁ぐため一度は故国を離れたが、己の使命に気付かされて、大きな決断をするも。華麗なる和風王朝ファンタジー、幕開け!
皇族ながら、両親の愛を知らずに修道尼院で育った皇女・咲耶(さや)。真秀皇国(まほらこうこく)の皇帝しか見るはずのない予知夢を見る咲耶は、それを他言することを厳しく禁じられていた。隣国に嫁ぐため渡海したある日、夢で故国の惨状を知るも、咲耶は知らせる術がない。しかし――。権謀渦巻く皇国で、特異な生を受けた少女の運命は!?
??主な登場人物??
咲耶(さき): 真秀皇国の皇帝・凰輝の従姉。予知夢を見る十六歳の少女。
凰輝(おうき): 父で前帝の寿鳳(じゆほう)を早く亡くし、幼くして皇帝に即位。
汀子(みぎわこ): 咲耶の母で、皇帝の身の回りの世話をする女官長。
才明(さいめい):西海国の皇帝。咲耶と婚約を予定している。
サード:才明に仕える、心優しき謎めいた美丈夫。
宮乃崎 桜子[ミヤノサキ サクラコ]
著・文・その他
内容説明
皇帝しか見るはずのない予知夢を見る皇女咲耶。ある時、真秀皇国の民が斬り合う血腥い夢に慄いた咲耶は、それを阻止すべく急ぐが、逆に民を扇動した罪を着せられてしまう。行く先々で災いが起きるのは自分のせいなのか。だから母汀子は自分に謀反人の烙印を押すのか。逆巻く運命の渦は、容赦なく咲耶を飲み込む!!
著者等紹介
宮乃崎桜子[ミヤノサキサクラコ]
岩手県生まれ。1998年、『斎姫異聞』で第5回ホワイトハート大賞を受賞。受賞作はのちにシリーズ化され、全29巻の大作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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