講談社+α新書<br> 次世代半導体素材GaNの挑戦―22世紀の世界を先導する日本の科学技術

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次世代半導体素材GaNの挑戦―22世紀の世界を先導する日本の科学技術

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065136300
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

次世代半導体の材料は窒化ガリウムへ――日本人がノーベル賞を獲った青色発光ダイオードの材料だ。窒化ガリウムを使ったデバイスは、社会で電気を使う全ての物に使われるようになり、社会システムを根底から変え、21世紀最大の産業になる! 国際的な論文の引用件数などで危機を叫ばれる日本の基礎研究ではあるが、企業は技術をブラックボックス化し、戦略的に論文発表を抑えているのが実状だ。日本の「産学」が未来を創成する!


 次世代半導体の材料は、シリコンから窒化ガリウムへ――日本人がノーベル賞を獲った青色発光ダイオードの材料だ。窒化ガリウムを使ったデバイスは、社会で電気を使う全ての物に使われるようになり、社会システムを根底から変える。そして、自動車はもちろん、電車や飛行機、それにロケットにも使われる。そう、21世紀最大の産業になり得るのだ!
 国際的な論文の引用件数などで危機を叫ばれる日本の基礎研究ではあるが、実はむしろレベルアップしている。いま企業は技術をブラックボックス化して、戦略的に論文発表を抑えているのだ。実際、日本企業には面白い技術の種が多々ある。この技術とこの技術を組み合わせれば新しいビジネスが生まれるというケースも激増しつつある。
著者がセンター長を務める未来エレクトロニクス研究センターでは、技術の上流から下流までを一つに捉えるため、バラバラだった研究室を一体化した。新しい材料を開発し、その材料で素子を作り、その素子を使って面白いシステムを作るため、企業も40社以上が参画している。
 いま企業が求めているのは、「産官学ではなく産産産学」。実際、開発中の半導体については、半導体メーカーだけでなく装置メーカーやセットメーカーも参画している。「仕組み」がないと企業同士は本音で話せないが、名古屋大学では自由に話せる。こうして大学が旗振り役になり、日本で、22世紀を変えるイノベーションが生まれるのだ。

内容説明

ノーベル賞から6年―日本発、21世紀最大の産業が出現する。

目次

第1章 青色発光ダイオードが教えてくれた真実
第2章 次世代半導体で世界をリードするために
第3章 日本の研究力はまだ強い
第4章 世界をリードする産学協同研究所を
第5章 GaNが創る未来のかたち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sumiyuki

5
うむ。ど素人のネットサーフィン的結論としては、酸化ガリウムが一番有望な気がする。ワイドバンドギャップ半導体がどう棲み分けできるのか、もっと知りたいが易しい本が見当たらない。。@ワイドバンドギャップ半導体のなかでも、GaNのなかを走る電子は「かなり速い」のが特長です。したがって、大きな電力を扱い、速くオン・オフする必要があり、かつ高周波信号を扱う製品に向いているのです。2020/09/15

くものすけ

5
青色発光ダイオードの開発によりノーベル物理学書受賞の天野浩氏の著作、半導体素材GaNの実用化拡大に対する情熱的な思いがヒシヒシと伝わって来る解説書、初心者でも分かり易くGaNの素晴らしさが理解出来る。2020/05/28

0010

4
天野教授の思いが伝わってきた内容です。 日本の研究力はまだまだ世界トップレベルです。2022/02/05

にゃんかぶ

2
良く耳にする「日本からの特許申請数の減少」「日本人の論文数の減少」から日本の弱体化が示されているが、そうでは無く別の見方が存在する事がまず目についた。本書の内容は現在主流であるシリコン半導体の特徴と次世代半導体(ワイドバンドギャップ半導体)の特徴、ソサイエティー5.0の生活に置いてGaN半導体がどの様に活躍するかについてなどが分かり易く書かれている。最先端の研究が日本で行われている事に誇りを感じます。行政は研究費の増額や研究活動の支援をもっと積極的に行って頂きたいと思います。2020/09/21

Kazuo Ebihara

1
青色発光ダイオードの発明で ノーベル賞を受賞した天野教授。 自身の研究生活を振り返りつつ、 研究テーマであるGaN素材が秘めた活用可能性と 世界と戦う日本の産学の研究開発のあり方について語っています。 ほんと前向きです。 2021/05/23

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