出版社内容情報
『観応の擾乱』の亀田俊和ら気鋭の著者揃い踏み!足利尊氏?義昭に至る室町将軍15人、執事・管領22人を網羅。中世史ファン必携!室町幕府二五〇年の軌跡を、最新研究で一望する
室町時代といえば、何を思い浮かべるでしょうか? 同名のベストセラーでも著名な「応仁の乱」でしょうか。あるいは、「観応の擾乱」でしょうか? おそらく、みなさんの持つイメージは一定しないことでしょう。そもそも、室町幕府は成立/滅亡年についても議論があります。また、約二五〇年の存続期間のうち、最初の五〇年は南北朝時代、後半の一〇〇年は戦国時代にも区分されます。室町時代とは一体なんなのか、ますますわからなくなってきます。しかし、そこには確かに将軍と管領(執事)が存在しました。本書は、彼ら四二人の列伝から室町時代を見直していきます。ただし、この大著を通読したのち、みなさんの室町観はより多様化するかもしれません。それでは、室町幕府興亡の軌跡を、ともに辿りましょう。
日本史史料研究会[ニホンシシリョウケンキュウカイ]
監修
平野 明夫[ヒラノ アキオ]
編集
内容説明
室町時代といえば、何を思い浮かべるでしょうか?同名のベストセラーでも著名な「応仁の乱」でしょうか。あるいは、「観応の擾乱」でしょうか?おそらく、みなさんの持つイメージは一定しないことでしょう。そもそも、室町幕府は成立/滅亡年についても議論があります。また、約二五〇年の存続期間のうち、最初の五〇年は南北朝時代、後半の一〇〇年は戦国時代にも区分されます。室町時代とは一体なんなのか、ますますわからなくなってきます。しかし、そこには確かに将軍と管領(執事)が存在しました。本書は、彼ら四二人の列伝から室町時代を見直していきます。ただし、この大著を通読したのち、みなさんの室町観はより多様化するかもしれません。それでは、室町幕府興亡の軌跡を、ともに辿りましょう。
目次
第1章 草創(初代将軍 足利尊氏;第二代将軍 足利義詮 ほか)
第2章 確立(第三代将軍 足利義満;第四代将軍 足利義持 ほか)
第3章 専制と挫折(第六代将軍 足利義教;第七代将軍 足利義勝 ほか)
第4章 混乱(第八代将軍 足利義政;足利義視 ほか)
第5章 動乱(第十二代将軍 足利義晴;足利義維 ほか)
著者等紹介
平野明夫[ヒラノアキオ]
中世史研究者。1961年、千葉県生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期満期退学。博士(歴史学)。現在、國學院大學兼任講師・駒澤大学非常勤講師。元千葉県文書館嘱託。東京都福生市、埼玉県三郷市、千葉県野田市・柏市・我孫子市、愛知県稲武町(現、豊田市)、愛知県の委員などとして、調査・執筆にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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