講談社学術文庫<br> 中世ヨーロッパの結婚と家族

個数:
電子版価格
¥1,485
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
中世ヨーロッパの結婚と家族

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月26日 12時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065136003
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0122

内容説明

古代には貴族の一夫多妻は当然であり、ローマ時代の「ファミリア」は、血縁者だけでなく奴隷や召し使いも含んでいた。「解消不能な一夫一婦制」はいかに定着し、「夫婦と子どもたちが一つの家に住む」という家族観はなぜ生まれたのか。貴族から農民まで、一〇〇〇年間で大きく変貌した「家族」と「結婚」の進化の道筋。好評の西洋中世シリーズ、待望の初訳。

目次

第1部 起源(歴史家、家族を発見;原点―ローマ人、ゲルマン人、キリスト教)
第2部 中世前期(ヨーロッパの家族 五〇〇~七〇〇年;カロリング朝時代;アングロ・サクソン時代のイングランド;結婚と家族―西暦一〇〇〇年)
第3部 中世盛期(十一世紀の家族革命;十二世紀―新しいモデル;黒死病以前の農民たち 一二〇〇~一三四七年;貴族の系譜 長子相続がもたらす危機;中世の子どもたち;結婚と家族―西暦一三〇〇年)
第4部 中世後期(黒死病の影響;中世後期の農民の家族 一三五〇~一五〇〇年;イングランドの土地持ち紳士階級の家族;十五世紀のフィレンツェ 商人の家族;結婚と家族―黒死病の流行以降)
第5部 中世の終わり(遺産)

著者等紹介

ギース,ジョゼフ[ギース,ジョゼフ] [Gies,Joseph]
1916‐2006。アメリカの著作家。中世史に関する著作多数

ギース,フランシス[ギース,フランシス] [Gies,Frances]
1915‐2013。アメリカの著作家。中世史に関する著作多数

栗原泉[クリハライズミ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masoho

3
タイトル通り、読み応えのある「中世ヨーロッパの結婚と家族」だった。経済活動としての結婚、同盟としての結婚、そして恋愛結婚。制御しようとするキリスト教。離婚したい王族たち。世界のシステムは刻一刻と変わっていくけれど、やってることは変わらない気がする。結婚が個人に落ち着いてしまった現代日本では少子かも進むよね、と思わなくもないし、人が単に増えるだけであれば婚外子でも構わないと思うが家族が経済活動の最小単位と見なされるのであれば、どうしても形は必要でしかないのか。2023/03/29

瀬川

1
時間がかかったが読了。中世(正確には古代ローマより)で結婚がどのような変遷をたどってきたのかをまとめた本。キリスト以前、以後の変化や経済の発展に伴う家族の日常の変化が追う事が出来て勉強になる一冊。通じて女性に貞淑を求めまくり、男性には妻をホイホイ捨てるなと忠告しまくる教会。近親相姦を厳禁としたら「実は俺、妻と近親やった!」と離婚の言い訳に使う王族たち(男)の出現には膝を叩いてしまった。とりあえずいつの時代も性欲は物語を生み出している。2020/03/19

kimuco

1
結婚とはすなわち経済活動、という話。2019/11/15

やっこ

0
古代ローマの家族観からキリスト教的規範の浸透、一夫一婦制の確立過程を緻密に検証し、封建期の長子相続や黒死病後の家族再編といった転換点を豊富な事例で補強 貴族・都市中産階級・農民・商人各層の事例比較により、家族が単なる血縁集団にとどまらず、経済的実体・教育機関・社会保障の役割を担った社会的ユニットとして機能したことが明らかに2025/06/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14088686
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品