出版社内容情報
流氷が運んだ美女の絞殺死体の謎。人気作家にして名探偵・朝倉聡太が真相に迫る。トラベルミステリの新鋭・葵瞬一郎の最新作!『東海道新幹線殺人事件』の新鋭・葵瞬一郎が描く
トラベルミステリー最新作!
極寒の海を覆う流氷の上で、女性の遺体が発見された。
胃の中から出てきた異物は美しき勾玉。
それは北海道日高の名家・黒石家から消えた、
過去に二度の迷宮入り殺戮事件をもたらしたとされる呪いの家宝であった。
オホーツク海の殺人に続いて起きた黒石一族内の連続怪死。
警察の捜査が行き詰まるほど常軌を逸した事態、
三度(みたび)迷宮入り必至の難事件に人気作家で名探偵の朝倉聡太が挑む!
葵 瞬一郎[アオイ シュンイチロウ]
著・文・その他
内容説明
極寒の海を覆う流氷の上で、女性の遺体が発見された。胃の中から出てきた異物は美しき勾玉。それは北海道日高の名家・黒石家から消えた、過去に二度の迷宮入り殺戮事件を齎したとされる呪いの家宝であった。オホーツク海の殺人に続いて起きた黒石一族内の連続怪死。警察の捜査が行き詰まるほど常軌を逸した事態、三度迷宮入り必至の難事件に人気作家で名探偵の朝倉聡太が挑む!
著者等紹介
葵瞬一郎[アオイシュンイチロウ]
東京都文京区生まれ。2017年10月、『東海道新幹線殺人事件』(講談社ノベルス)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
52
「マガタマヲカエセ」名家、黒石家に伝わる勾玉、三翠宝玉が盗まれ脅迫状がその家の娘に届く。その捜査を始めた矢先に流氷の上で黒石家の娘の他殺体が発見された。その勾玉なひとつとともに・・・。盗まれた3つの勾玉とどう見ても被害者要員な四姉妹。名所と食べ物や観光、相続問題。前作と比べると2時間サスペンスになりました。と言われたら普通に信じるくらいの話がわかりやすい、進みやすい、納得しやすいお手本話・・・でも前作よりのインパクトはなかったかな。2024/12/13
二分五厘
19
作家探偵・朝倉聡太第二弾。根室沖の流氷の上で発見された絞殺死体。その胃の中から発見された勾玉が、日高の名家・黒石家の連続殺人事件を呼び起こす。前作『東海道新幹線殺人事件』とは違い、猟奇的を風味を削られた、旅情ありロマンスサスペンスあり旧家の当主に四姉妹と、盛りだくさんな展開(笑)。二時間サスペンスにしたら面白いだろうな。座敷で警察・容疑者集めて消去法推理で犯人を追い詰める様、そしてラストの一撃も画になります。2020/04/12
bvbo
3
初読み作家さん。人気作家が編集に頼まれて、事件の解決に助力する。シリーズ2作目らしいので前の話しも読みたいところ。 2019/06/13
youaya
2
東海道新幹線殺人と同じシリーズ。 コンパクトながら、しっかり読めた。 朝倉シリーズとして、次回作にも期待。 2018/11/02