出版社内容情報
観光客で賑わう宮島を襲う天変地異。神の島が秘匿する歴史の暗部とは? 怨霊鎮魂の高田ミステリ。広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。台風のような烈風や地震など自然災害がつづくなか、神社で相次いで栞の知人が殺害される。「神の島」で起きている異変を知った辻曲彩音らは、怨霊を目覚めさせようと企む者たちの仕業だと感じ、宮島に急行する。突風吹き荒び、大鳥居が揺らぐ嚴島神社に封印された巨大な怨霊は解き放たれるのか?
高田 崇史[タカダ タカフミ]
著・文・その他
内容説明
天変地異が続く宮島。突風、竜巻、地震に襲われ、嚴島神社の大鳥居が大きく揺らぐなか、社務員が刺殺される。この異変は怨霊を目覚めさせようと企む者たちの仕業だと感じた辻曲彩音は、現地に急行する。宮島が「神の島」と呼ばれる所以とは?封印された大怨霊とは何者なのか?歴史の暗部を照らし出す。
著者等紹介
高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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