出版社内容情報
平岩 弓枝[ヒライワ ユミエ]
著・文・その他
内容説明
大晦日、王子稲荷に現れた狐火。正月、三ケ日を過ぎた頃、王子稲荷の裏で殺しが!?神官と巫女は、女が斬られるのを見たという。探索に赴く新八郎だが、肝心の女の亡骸がない。不可思議な事件に、狐の仕業という噂まで広まるが…。南町奉行所内与力、隼新八郎が挑む怪事件。人の世の表と裏を活写する痛快七篇。
著者等紹介
平岩弓枝[ヒライワユミエ]
東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞、2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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