講談社・文学の扉<br> ぎりぎりの本屋さん

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講談社・文学の扉
ぎりぎりの本屋さん

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065130506
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

児童文学のトップランナー5人、ふたたび集結! 『ぐるぐるの図書室』の次に選んだ舞台は、商店街の奥にある、古びた怪しい本屋さん【対象:小学上級以上】
児童文学のトップランナー5人による夢の競作、ふたたび! 『ぐるぐるの図書室』を描いた5人が挑む今度の舞台は、商店街の奥、その先の路地を入ったところにぽつんとある本屋さんです。

舞台となる本屋さんは小さくて、古くて、なんとなく足を踏み入れるのに勇気がいるようなお店です。なのに、なぜかつぶれない。崖っぷちまで追い詰められながらも、ぎりぎりのところで踏ん張り続けている。そんな本屋なのです。

だからでしょうか。ここに来るお客さんはわけありの人ばかり。それぞれの「ぎりぎり」を抱えた小学生たちが、この本屋さんで味わう、あまりにも不思議な体験。もし、興味がおありでしたら、合い言葉をおぼえてください。その言葉は……、「ぎりぎりだったね」。

ひとつ多い“な”
ベストアンサー
ラッキーな菜子
思い出のかみかくし
魔本、妖本にご用心!


まはら 三桃[マハラ ミト]
著・文・その他

菅野 雪虫[スガノ ユキムシ]
著・文・その他

濱野 京子[ハマノ キョウコ]
著・文・その他

工藤 純子[クドウ ジュンコ]
著・文・その他

廣嶋 玲子[ヒロシマ レイコ]
著・文・その他

内容説明

商店街を抜けた路地にある小さくて古ぼけた本屋さん。なぜかつぶれないぎりぎりの本屋さんに来るのは、何かに追われて、ぎりぎりのお客さんばかり。一息ついて、子どもみたいな店員さんオススメの不思議な物語たちに、しばしハマってみませんか?児童文学界のフロントランナーが描く夢の競作リレー小説、ふたたび!小学上級から。

著者等紹介

まはら三桃[モハラミト]
1966年、福岡県生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選(『カラフルな闇』と改題して刊行)。『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で第27回坪田譲治文学賞、第4回JBBY賞を受賞。『奮闘するたすく』(講談社)が第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定

菅野雪虫[スガノユキムシ]
1969年、福島県生まれ。2002年、「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年、第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、受賞作を改題・加筆した『天山の巫女ソニン1 黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞した

濱野京子[ハマノキョウコ]
1956年、熊本県に生まれ、東京に育つ。早稲田大学卒業。『フュージョン』(講談社)で第2回JBBY賞、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で第25回坪田譲治文学賞を受賞

工藤純子[クドウジュンコ]
1969年、東京都生まれ。『セカイの空がみえるまち』(講談社)で第3回児童ペン賞少年小説賞を受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
1981年、神奈川県生まれ。2005年、『水妖の森』(岩崎書店)で第4回ジュニア冒険小説大賞を受賞しデビュー。『狐霊の檻』(小峰書店)で第34回うつのみやこども賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

92
不思議な本屋さんの物語です。5人の児童作家の連作集。同じ設定でも作家さんによって微妙に味付けが違って面白い。異なる作品に同じキャラクターが出てきたりするけれど、このあたりは作家さんどうしでどういうやりとりがあったのか知りたいですね。廣嶋さんのお話が一番好みかな。作中に出てくる「桜守の狐」、凄く面白そう。廣嶋さん、描いて欲しい笑。2019/04/27

chimako

87
プロローグとエピローグのフォントが良い。作家さんたちへの質問もなかなか楽しい。そして、小さな本屋を巡る連作は子どもだけが読むにはもったいないような出来映え。リンクする物語に度々登場する青いエプロンの男の子。中学生くらい。でもね300年も生きてるんだって。本屋はビックリするような奥行と不思議な空気に包まれて「ぎりぎりだったね」の一言で迎えられる。ぴったりの本を薦められて読んでみたいなぁ。このおばちゃんには何をすすめてくれますか?2019/02/10

へくとぱすかる

86
ふしぎな書店に迷い込む子どもたち。それぞれの体験は違うけど「ぎりぎり」の状態から助けられていく。昔からいつも思っていたことですが、書店や図書館には、なぜか人を救ってくれる魅力ある何ものかがあるのです。そういう何ものかを、ここでは店番のふしぎな男の子という形で見せて(読ませて)くれます。思わぬやさしさに巡り会ったり、魅力のある本に出会ったり。巻末でそれまでのあれこれが、みんな伏線として心地よく回収されます。読んで心の安らぎと、少しのふしぎを。5人の著者の競作だと早とちり。リレー小説だったんですね。2021/02/01

ぶんこ

59
何かに「ぎりぎり」の状態で思わず駆け込んだ本屋さんには、同じ年頃の少年店員が居て困り事に適切な本を出してくれる。解決策がスカッと爽やかに簡単・・とはいかないところが良い。家賃がかからない、人件費もいらないような自宅で1人でならOKかなと思うものの、新刊や人気本を仕入れられるかというと難しそうなので、古本屋さんならできるかな?なんて夢のようなことを考えてしまいました。5人の作家さんが順番に書いていますが、適度な長さで読み易かったです。スペシャル付録が面白かった。2019/01/17

キラ@道北民

48
「ぐるぐるの図書館」と同じ5人の作家による連作短篇集第2弾。「ぎりぎり」の状態で本屋に飛び込むと青いエプロンの店員さんが助けてくれる。確かに本は災いを減らしてくれる。立ち読みOK、くつろげるソファやスペースもあり、自分の求めている癒し本を出してくれるなら毎日でも通ってしまいそう。連作とは思えないストーリー展開で丸々1冊楽しめた。2019/01/13

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