出版社内容情報
八街少年院でスタートしたGМaC(ギヴ・ミー・ア・チャンス)プログラム。「保護犬」の訓練をとおして、少年たちが更生してゆく。2014年7月、GMaC(ギヴ・ミー・ア・チャンス=ぼくにチャンスを)と呼ばれるプログラムが、千葉県にある八街少年院でスタートしました。非行を犯して少年院に送られた少年たちが、動物愛護センターなどに保護された「保護犬」を訓練する。その経験をとおして、一度は社会からドロップアウトした少年たちが、少しずつ変わっていきます??。
3か月におよぶプログラムに密着し、少年たちと犬との温かい交流を描く渾身のルポルタージュ!
〈小学上級・中学から〉
大塚 敦子[オオツカ アツコ]
著・文・その他/写真
内容説明
2014年7月、千葉県にある八街少年院で、GMaC(ギヴ・ミー・ア・チャンス=ぼくにチャンスを)と呼ばれるプログラムがスタートしました。非行をして少年院に送られた少年たちが、動物愛護センターなどに保護された「保護犬」を訓練する。犬との触れあいをつうじて、一度は社会からドロップアウトした少年たちが、少しずつ変わっていきます―。
目次
プロローグ
第1章 日本の少年院で保護犬の訓練プログラムができるまで
第2章 少年たちと犬たちの出会い
第3章 よい家庭犬をめざして
第4章 成長の日々
第5章 犬と少年の再出発
終章
著者等紹介
大塚敦子[オオツカアツコ]
1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争の取材を経て、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆を活かして、罪を犯した人や紛争後の社会を再生する試みなどについて執筆。『さよならエルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。島根あさひ社会復帰促進センター動物介在プログラムアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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