虚飾の王妃 エンマ

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虚飾の王妃 エンマ

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065127049
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

異母兄の手駒としてイングランドに嫁した「ノルマンの宝石」エンマ。権謀術数渦巻く時代に生きた稀代の悪女・エンマの愛と真実。彼女は、孤独だった。親にも顧みられず、なにも与えられなかった。彼女を救い出してくれたのは、兄・リシャール。彼は、教えてくれた。人の心を読む術を、人を操る方法を。そして彼女に命じた。自分にとっての駒になれと。エンマは、兄のためイングランドに嫁ぐ。待ち受ける運命も知らず。

榛名 しおり[ハルナ シオリ]
著・文・その他

著者等紹介

榛名しおり[ハルナシオリ]
7月7日生まれ。『マリア』で第三回ホワイトハート大賞佳作を受賞し、デビュー。以後、歴史に材をとったドラマチックな作風で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆり

19
『幸福の王子エドマンド』を先に読んでいたのですがエンマがこんな女性だったとは!視点の違いも重なり合う部分も楽しめました。人の気持ちが分からないとは私自身も多少共感できる。リシャールとデュドの三人で基本閉じていた世界からイングランドに嫁ぎ、恋を知ったエンマの心の震えがまるで普通の人の心を持つ女性でじんときました。『マゼンタ色の黄昏』を彷彿とする展開ですが少女小説とはちょっと違うビターさも。デュドの告白も印象的だったな。エディスのエンマとはまるで違う生き様がどのような結末になったにしろ凛々しく輝いてる。2019/02/02

湖都

14
中学・高校時代にはまった作家さんの1人で、刊行されているほぼ全ての作品を読んでいます。史実を元にした切ない物語が得意な榛名さん。今作はノルマンディー公女・エンマを主人公に据え、実兄リシャール2世の陰謀に翻弄されたその奇特な生涯を描いている。エンマの健気さや王子・アゼルスタンへの思いが切なかった…。正直榛名作品には似たパターンのヒロインが多いのだが、終盤の苦い感じは珍しいかな。人生は、恋が終わった後も続いていく。エンマに思い入れても歴史は変えられないし。対になっている『エドマンド』も楽しみ。2019/09/21

ときわ

13
図書館で見つけた。榛名さんは単行本も出してたんだ!知らなかった。対のエドマンドと一緒に借りて、どちらを先に読むべきか迷ったがこっちにして正解だったと思う。時間的にエンマの方が早いから。エンマは他人の気持ちを察することが出来なかったが、本人にはちゃんと感情はあった。そのことをリシャールは分かって無かったのではないか。苦境から救い出してくれたリシャールにエンマは依存してしまった。リシャールの欲するままに行動するしかできなくなった。一度だけリシャールの呪縛から抜け出す機会があったが、できなかったエンマが哀れだ。2021/04/28

じぇりい

11
先に読んだ「幸福の王子エドマンド」でのエンマの行動がものすごく計算されたような印象だったのたがこちらを読んでなるほどと思った。エンマの生い立ちを知れば自分で選択することの困難は理解できる。兄ノルマンディー公の手駒でいる方がずっと楽だから。その一生をエンマはどういう気持ちで終えていったのだろうか。2018/12/15

ハッピーハートの樹

10
エドマンドを先に読みました。アゼルスタンの態度がいまいちはっきりせんなと思っていたけれど。ふーん、そんなことになっていたんだね。エドマンドの恋に嫉妬していく姿はやるせない。どんな偉人さんだって普通の人間なんだから、いろんな葛藤があったのが当たり前ですよね。歴史は結果しか残らないから。そして大体は為したものは何かに塗り替えられてしまって。人生をかけるべきものなんて何もないような気がします。望んだもの全てを手に入れることは有り得ないし、どうしたって後悔が残ってしまう。何も考えずフワフワ生きるのが良さそうだね。2019/04/07

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