星海社新書
チェインクロニクルから学ぶスマートフォンRPGのつくり方

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065123867
  • NDC分類 589.7
  • Cコード C0276

出版社内容情報

スマートフォンRPGの革命的傑作『チェインクロニクル』――本作プロデューサーが語る、RPG制作の極意と「物語」創作論!スマートフォンRPG制作の極意と物語創作論
ゲームジャンルにおいて、映像や音楽などあらゆる要素が凝縮された「総合力の結晶」と言われる「RPG(ロールプレイングゲーム)」。その核とも言うべきプレイヤーの感情を揺さぶる「物語」を、スマートフォンRPGに初めてもたらした先駆けにして革命的傑作』――『チェインクロニクル』。本書は本作総合ディレクターである著者が、スマホRPGだからこそできる最適な物語体験のための設計や、チームでゲームを作る組織制作論、クリエーターの意欲を刺激し続ける方法など、いまなお実践し続けるスマホRPG制作の極意を余すところなく語りきった一冊です。次代を担うゲームクリエーター、そして物語創作を志すすべての方に本書を捧げます。
*以下、本書より目次抜粋
1章 物語を増やすための土台
2章 物語をレベルデザインする
3章 セガで一筋十六年
4章 そしてゲームが動き始める
5章 荒波を渡る指標KPI
6章 更新される物語の先に
7章 スマホゲームのこれから、スマホRPGのこれから

松永 純[マツナガ ジュン]
著・文・その他

4Gamer.net編集部 板垣翔平・飯田美和[4Gamer.netヘンシュウブ イタガキショウヘイ イイダミワ]
著・文・その他

セガゲームス[セガゲームス]
監修

内容説明

プレイヤーに圧倒的「体験」を生み出し続けたのは、感情を揺さぶる600万字超の「物語」だった―!スマートフォンRPGの原点『チェインクロニクル』の生みの親が語り切る、RPG制作の極意と物語創作論。

目次

1 物語を増やすための土台
2 物語をレベルデザインする
3 セガで一筋十六年
4 そしてゲームが動き始める
5 荒波を渡る指標KPI
6 更新される物語の先に
7 スマホゲームのこれから、スマホRPGのこれから

著者等紹介

松永純[マツナガジュン]
株式会社セガ・インタラクティブ所属、ディレクター。1980年生まれ。石川県金沢市出身。2002年にSEGAに入社。アーケードゲーム市場にて「三国志大戦」シリーズ、「戦国大戦」シリーズの企画原案、メインゲームデザイン、ディレクションを務める。その後、モバイルゲーム市場で本格RPGジャンルの草分けとなる「チェインクロニクル」をリリース。このタイトルでは、企画原案、ゲームデザイン、ディレクションに加えて、キャラクター・世界観設定、シナリオ制作を担当。現在は同タイトルの運営開発を行うとともに、各モバイルタイトルの総合ディレクションに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

23
もう5年くらい運営されている、セガのソーシャルゲーム「チェインクロニクル(以下チェンクロ)」の現役ディレクターによって書かれた本。チェンクロの企画段階から、リリースの運営を通して、2,3とシリーズ化していく過程での挫折と栄光を文章化したもの。新規開発からイベント運用まで、幅広い内容が書かれていて、非常に面白かった。同じ業界にいるディレクターにはおすすめの本です。2018/09/29

リキヨシオ

14
スマホRPG「チェインクロニクル」を通じてスマホRPGのつくり方やその歴史と現状やこのジャンルの未来と可能性が述べられている。開発して発売できたらひと段落なコンシューマー(家庭用)ゲームとは異なり、開発して配信が開始されても、ユーザーを飽きさせないイベントを継続的に配信続ける事の大変さとスマホゲームの魅力や可能性を痛感した。新規開発と運営開発、従来の「カード=ガチャ」を「カード=生きたキャラクター」へと発展させて五周年を超える人気スマホRPGのすごさを改めて感じた。2019/04/27

kenitirokikuti

7
SEGAのストーリードリブン型スマホRPG『チェインクロニクル』のプロデュサーによるもの。アーケードの『三国志大戦』が原型とのこと。物語の書き手サイド的には、離脱率や復帰率、それにシナリオテキストのスキップ率に関する記述が興味深かった。シナリオスキップ率は高いということは知っていたが、具体的な数値を見るのは初めて。ベストでも20%以上あったそうである。「物語」を読まないけど、ないと価値が下がることが多い。分かっちゃいるけど、そうまとめられるとツライなぁ。読む側も先端に追いつけないとくじけちゃうけどサ…2019/01/09

くま

5
ゲームを作るということ。あたらしいプラットフォームでの葛藤や苦労が伝わってきた。今のスマホを利用してのゲームのありかたが正解とは思わないんだけど、与えられた環境の中で最高のものを作り続けるクリエーターの熱が伝わってきた。かくありたい。2018/10/21

AppleIce

4
ゲーム作りのハードルが様々な面で上がっていると感じるが、筆者独自の方法やトラブルの乗り越え方なんかがあり、すごいなぁと。 根本はやっぱりゲームが大好き、という情熱からきている。 一時期のソシャゲの製作者に対して、ゲーム好きじゃなければ作るなよ、という意味も込めたという部分が印象深い。 2021/01/10

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