出版社内容情報
コンピューターの発達によって無限の知識を得た人類は、ついに「不死社会」を実現させたのだが…。ヒトの命の根源を問う近未来ノベルクラウド(雲)からサンダーヘッド(積乱雲)へ。コンピューターのデータ処理能力は発達を続け、人類は無限の知識を手に入れた。そして2042年には、ついに死さえも克服するに至った。とはいえ、宇宙移住計画の失敗を経た今、人類が定住できるのは地球しかない。AIに管理委託されなかった唯一の権限を、聖職者「サイズ」たちが担う。それは、人口を調整するため、人の命を奪う行為だった。サイズの後継者と目された少年と少女が、ユートピアの先に見たものとは? NYタイムズベストセラーの近未来ノベル、ついに登場!
ニール・シャスタマン[ニール シャスタマン]
著・文・その他
池田 真紀子[イケダ マキコ]
翻訳
菊地 信義[キクチ ノブヨシ]
著・文・その他
内容説明
コンピューターのデータ処理能力は発達を続け、人類は無限の知識を手に入れた。そして2042年を機に「不死の時代」へ突入する。が、地球に定住できる人数は限られていたため、サイズと呼ばれる聖職者たちが、ヒトの命を奪うことになった。その後継者と目された少年と少女は「ユートピア」で何を見たのか?
著者等紹介
シャスタマン,ニール[シャスタマン,ニール] [Shusterman,Neal]
1962年、米国ニューヨーク市ブルックリン出身。カリフォルニア大学で心理学を専攻。1988年に『シャドークラブ』でデビュー。2005年、『シュワはここにいた』でボストングローブ・ホーンブック賞を受賞。2015年、『僕には世界がふたつある』で全米図書賞児童文学部門やボストングローブ・ホーンブック賞オナーなどを受賞した。舞台、映画の脚本や作詞も手掛ける
池田真紀子[イケダマキコ]
上智大学法学部卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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