出版社内容情報
平岩 弓枝[ヒライワ ユミエ]
著・文・その他
内容説明
直参旗本の森川家だが、昨今の窮状から富家の山崎家から直三郎を養子に迎えた。その持参金は五千両とも言われる。妻となる森川久代はまだ十四歳。祝言を間近にした頃、直三郎が体調を崩した。直三郎の兄、要俊は「毒を盛られた」と言うが…。南町奉行の懐刀、隼新八郎が人の世の裏を暴く痛快時代ミステリ。
著者等紹介
平岩弓枝[ヒライワユミエ]
東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知愚を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞、2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- だいすき国語 国民文庫