出版社内容情報
「ブラックペアン」シリーズの海堂尊が「Ai」(死亡時画像病理診断)をわかりやすく書いた名著に新章を加えて贈る決定版!その死因、本当ですか?
日本には「Ai=死亡時画像診断」が必要だ。ベストセラーの増補決定版!
「ブラックペアン」シリーズの著者、渾身の一冊!
解剖率は先進国中最低レベルという日本の状況を変えようと、Ai(死亡時画像診断)の導入を訴える著者が、ブルーバックス『死因不明社会』を刊行してから10年。その後Aiの理解と導入は進んだが、いまだ死因不明社会は解消されていない。その原因とは。文庫化に際しこの10年を振り返る新章を書き下ろし。
10年前に刊行され、大きな話題を呼んだベストセラーを、2018年現代の情報に更新、追記を加えた完全版でお届け。
1章 そして誰も「解剖」されなくなった
2章 現代日本の解剖事情(2007年当時)
3章 死体のゆくえ
4章 解剖崩壊
5章 医療事故調査委員会における厚生労働省の謀略
6章 Aiは医療事故問題解決の処方箋となりうるか?
7章 Aiとは何か
8章 「死亡時医学検索」の再建のための処方箋「Ai
9章 犯罪監視システムとしてのAi
10章 死をめぐる医療と司法の相克
11章 厚生労働省 白鳥室長集中講義メモ
12章 オートプシー・イメージング・アカデミア(2000?2007)
13章 オートプシー・イメージング・アカデミア(2007?2017)
14章 「死因不明社会」の処方箋と明るい未来
15章 死因不明社会2018
海堂 尊[カイドウ タケル]
著・文・その他
内容説明
解剖率は先進国中最低レベルという日本の状況を変えようと、Ai(死亡時画像診断)の導入を訴える著者が、ブルーバックス『死因不明社会』を刊行してから10年。その後Aiの理解と導入は進んだが、いまだ死因不明社会は解消されていない。その原因とは。文庫化に際し、この10年を振り返る新章を書き下ろし。
目次
そして誰も「解剖」されなくなった―厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー
現代日本の解剖事情(2007年当時)
死体のゆくえ
解剖崩壊
医療事故調査委員会における厚生労働省の謀略
Aiは医療事故問題解決の処方箋となりうるか?
Aiとは何か
「死亡時医学検索」の再建のための処方箋「Ai」
犯罪監視システムとしてのAi
死をめぐる医療と司法の相克〔ほか〕
著者等紹介
海堂尊[カイドウタケル]
1961年、千葉県生まれ。医師・作家。1988年千葉大学医学部卒。1997年千葉大学大学院博士課程修了。『チーム・バチスタの栄光』(2006年/宝島社刊)で第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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霧島
みのにゃー
金吾
おだまん
takao