出版社内容情報
東晋の時代、博徒同然に生活していた劉裕は、五斗米道の信者の反乱を封じるため北府軍団に入り戦功をあげる。そして皇帝へと駆け上る腕力と器量は無限大。
無頼の徒が帝位を目指す!
「博打のような一か八かの人生だ」
並外れた力で大剣を振り回していた男が、如何にして
堅固な貴族社会を破壊し、皇帝へと登りつめたのか――
勝利こそ正義。下克上の風潮をつくった男――
四世紀末の中国・東晋、腐敗した貴族政治が民衆を苦しめ、
宗教叛乱が猛威をふるう時代。軍に身を投じた博徒上がりの劉裕(りゅうゆう)は、
たったひとりで千人を超える叛乱軍を殲滅して名を挙げる。
北府軍総帥の劉牢之(りゅうろうし)に引き立てられて将軍となった劉裕だが、
裏切りを重ねる劉牢之には与せず、一歩ひいて政争をながめていた。
しかし、帝位を簒奪した桓玄(かんげん)が暴政をはじめると、同志たちが劉裕に決起を促し……。
小前 亮[コマエ リョウ]
著・文・その他
内容説明
四世紀末の中国・東晋、腐敗した貴族政治が民衆を苦しめ、宗教叛乱が猛威をふるう時代。軍に身を投じた博徒上がりの劉裕は、たったひとりで千人を超える叛乱軍を殲滅して名を挙げる。北府軍総帥の劉牢之に引き立てられて将軍となった劉裕だが、裏切りを重ねる劉牢之には与せず、一歩ひいて政争をながめていた。しかし、帝位を簒奪した桓玄が暴政をはじめると、同志たちが劉裕に決起を促し…。
著者等紹介
小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。在学中より歴史コラムの執筆を始める。(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆にとりかかり、2005年、『李世民』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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