出版社内容情報
越前松平家の城内で騒動を起こした数馬に、追っ手がかかる。そして、「堂々たる隠密」と呼ばれる宿老本多政長には幕府からの召喚が。藩主綱紀の使者として赴いた越前松平家の城内で刀を振るうことになった数馬に、追っ手がかかる。仮祝言を挙げたばかりの琴も黙っていない。京に向かう女行列を仕立て、女忍の軒猿たちと数馬奪回に向かった。そして、数馬の舅である加賀藩国家老の本多政長には、幕府から江戸召喚の命が。綱紀を憎む将軍綱吉が、加賀藩にくさびを打ち込み揺さぶりをかけてきた。どうなる、百万石!
上田 秀人[ウエダ ヒデト]
著・文・その他
内容説明
藩主綱紀の使者として赴いた越前松平家で刀を振るうことになった数馬に、追っ手がかかる。仮祝言を挙げたばかりの琴も女行列を仕立て、女忍の軒猿たちと数馬奪回に向かう。そして数馬の岳父本多政長には、幕府から江戸召喚の命が。綱紀を憎む将軍綱吉が揺さぶりをかけてきた。どうなる百万石!
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。’97年小説CLUB新人賞佳作。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズ(全十二巻)は、「この時代小説がすごい!」(宝島社刊)で、2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第一位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞、抜群の人気を集める。『孤闘立花宗茂』(中公文庫)で第16回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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