人の心に木を植える―「森は海の恋人」30年

個数:
電子版価格
¥1,155
  • 電書あり

人の心に木を植える―「森は海の恋人」30年

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 04時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784065117392
  • NDC分類 660.4
  • Cコード C8040

出版社内容情報

「森は海の恋人」を合言葉に、気仙沼の漁師たちが山に木を植え続けて30年。大震災を乗りこえ、ふたたび海が甦るまでの感動の物語!「森は海の恋人」の合言葉をかかげて、気仙沼のカキ漁師・畠山重篤さんたちが植林運動を初めて、今年で30年になります。その間、東日本大震災が発生し、「千年に一度」と言われる大津波に襲われました。すべてが流され、海は死んだかに見えました。しかし、まもなくして海に魚たちがもどってきました。それは山に木を植えつづけ、海に流れこんでいる川と背景の森林の環境を整えたゆえの成果だったのです??。畠山さんは言います。「山に木を植えることはもちろんだいじですが、もっともたいせつなのは、『人の心に木を植える』ことなのです。」と。

畠山 重篤[ハタケヤマ シゲアツ]
著・文・その他

スギヤマ カナヨ[スギヤマ カナヨ]
イラスト

内容説明

「おじいちゃん、魚がいる!」千年に一度の大津波からひと月半、数匹の小魚が水面を泳いでいます。―海は死んでいない。生きてる。少しずつ、希望の灯りがともりはじめました。三陸から世界へのメッセージ。「森は海の恋人」を合言葉に、気仙沼の漁師たちが山に木を植え続けて30年。大震災を乗りこえ、ふたたび海がよみがえるまでの感動の物語。

目次

第1章 富士山
第2章 プランクトン少女
第3章 長ぐつをはいた教授さま
第4章 3・11
第5章 あずさ丸
第6章 ニューヨーク
終章

著者等紹介

畠山重篤[ハタケヤマシゲアツ]
1943年、中国・上海生まれ。宮城県でカキ、ホタテの養殖業を営む。「牡蛎の森を慕う会」代表。1989年より「森は海の恋人」を合い言葉に植林活動を続ける。一方、子どもたちを海に招き、体験学習を行っている。2005年から京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。『漁師さんの森づくり』(講談社)で小学館児童出版文化賞と産経児童出版文化賞JR賞、『日本“汽水”紀行』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、『鉄は魔法つかい』(小学館)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞

スギヤマカナヨ[スギヤマカナヨ]
静岡県生まれ。絵本作家。東京学芸大学初等科美術卒業。『ペンギンの本』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メープル

13
海の森、山の森、心の森。森と川と海はひとつのもの。 『人の心に木を植える』人の気持ちがやさしくなれば自然はよみがえってくる。 牡蠣養殖の漁師さんが、森に木を植える。ということはどういうことなのか?苦手分野ですが、児童書ということもあり分かりやすくあっという間に読めました。2020/08/24

なかちゅう

11
<3.11に向けて展示中>読みやすくわかりやすい本。児童書ではあるが、“森里海連環学”入門書として大人にもおすすめ。カキの漁場をゆたかにするために山に木を植え、海に“木”を植え、そして啓発活動によって子ども達をはじめとする「こころ」に木を植える。津波のあとずたずたになった湾は、カキやホタテの養殖を再開するのにかなりかかるのではないかと思われたが、驚くほどはやく回復する。それは、山を整備してきたおかげで植物プランクトンがそうそうに回復したせいでもあろう。ニューヨーク湾での言葉は私も「けだし名言」と思った。2019/02/19

あけの

4
震災に泣けた 2021/06/26

Boobo

2
チリ沖津波と東日本大震災を乗り越えた漁師さんの森は海の恋人運動、全然知らなかった! ブナは森のお母さん、という話も印象的。 もっと活動を知ってみたいと思った。無知な私にとっては、良本でした!2021/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12750857
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。