わくわくライブラリー おなべの妖精一家 1<br> ワロンの料理をめしあがれ!―おなべの妖精一家〈1〉

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わくわくライブラリー おなべの妖精一家 1
ワロンの料理をめしあがれ!―おなべの妖精一家〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784065117194
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

料理家のママと小四のはるかが引っ越した古い洋館には、鍋の妖精ワロン一家が棲んでいた。ワロンの魔法の料理で食べる人は皆幸せに!丘の上にある古ぼけた洋館の前に、このあたりではみかけない母親と娘が立っていました。
 母親のほうは、黒ぶちのめがねをかけた一見インテリふうの女の人です。
 そして娘のほうは、くせのある髪の毛が、頭のあちこちでホイップクリームみたいにとんがっている女の子です。
 女の子の名前は、《はるか》といいました。
「ここが今日からわたしたちの家なの?」
 はるかは、大きな目をいそがしく動かしています。
「そうよ。ちょっと古いけど、なかは、けっこういい感じなの。それに、お安く貸してもらえたしね。」
「やだ、ママ。まさかこの家、オバケがでるんじゃないでしょうね。」
 はるかは思わずそうさけびました。─本文より。
【目次】
1、わたしたちの家
2、新しい出会い
3,ワロンのひみつ
4,ワロンのスープ
5,料理コーナーの大騒動
6,ナツメちゃん
7,おそろしい病
8,あそびにおいでよ!
9,ちょっとだけ、つづきのお話
シングルマザーで料理研究家のママと小四のはるかは、訳ありの古い洋館に越してきた。そこのキッチンに棲み着いていたのは、オバケ、ではなく、鍋にやどる妖精の一族、ワロン一家!ワロンお姉さんのココア、お母さんのスープにクッキー。鍋の妖精家族の不思議な美味しい魔法のお料理は、人間達の心をみるみる素敵に変えていく・・・。楽しくて美味しくて、ほろっと優しい物語。『ふたり』の福田隆浩氏、初の中学年童話シリーズ!



福田 隆浩[フクダ タカヒロ]
著・文・その他

サトウ ユカ[サトウ ユカ]
イラスト

内容説明

料理研究家のママと小4のはるかは、オバケ屋敷とうわさの古い洋館に引っ越してきた。そこに住んでいたのは、オバケではなく、鍋にやどる妖精の一族、ワロンの一家!ワロンお姉さんのココア、お母さんのスープにクッキー。鍋の妖精家族のおいしい魔法のお料理は、人間たちの心をみるみるステキに変えていく…。小学中級から。

著者等紹介

福田隆浩[フクダタカヒロ]
1963年生まれ。兵庫教育大学大学院修了。長崎県の特別支援学校勤務。『熱風』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞。『ひみつ』(講談社)が第50回野間児童文芸賞最終候補作に選ばれる。『ふたり』(講談社)が全国読書感想文コンクール課題図書に、『幽霊魚』(講談社)が全国感想画コンクール課題図書に選ばれる

サトウユカ[サトウユカ]
東京デザイナー学院グラフィックデザイン科イラストレーション専攻卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

6
料理番組出演の場面では大笑いしたが、あとはありきたり。最後のシーンも母娘が料理と給仕にかかりきりで近所の人だけが談笑して楽しんでるのは正しい姿とは思えない。2018/10/02

読書国の仮住まい

2
シリーズ一冊目。 はるかは古ぼけた洋館の前に立つ母娘。 ここに引っ越してきたはるか親子だ。 2年前に父親が亡くなったことでおじいちゃんの家で生活してきたが、兄の一家も住んでいるそこを出ることにしたのだ。 母親の得意なことは料理で、それを仕事にもしている。 そうしてアップルパイを作っていると鍋が浮かび上がり追い立てられる。 そこにちたのはルミーナ、ノーア、メーアというワロンの妖精一家。 不思議な料理を教えてもらったり、ワロンの病気を治すのに卵酒が有効であったり。 友達や近所の人が集まる場所になるまでの物語。2022/09/29

Midori Matsuoka

2
丘の上に建つ古ぼけた洋館に住み始めたはるかとママ。オバケが出る、とウワサのこの洋館に先に住んでいたのは料理の得意な妖精一家。 料理研究家のママとも意気投合し、はるかとママのおいしい新生活が始まる。 再現は難しいワロン一族の料理の数々は不思議だけどきっとおいしいんだろうなあ。2019/04/16

ゆみちゃん

1
小2の娘、おもしろかったっとのこと。 優しい人がいっぱい、子供の時はこんな本を読んで欲しいなー。2021/05/21

ゆき

1
図書館で好きな作家さんの低学年向けの物語を新刊に発見!わりとリアルな思春期の子ども達のお話を書く作家さんだったので、ファンタジーを書くとどうなるの?!と興味本位で読んでみた。うんうん、絵の感じといいお鍋の妖精という設定といいなかなか。でも低学年向けとはいえ、もう少し一つ一つの事件に繋がりが欲しかったなぁ。山場を1つにしてそれに向かってちょこちょこ事件が起きる…みたいに。まあ1巻だし徐々にキャラクターも個性が出だしてきて面白くなってくるかな?小学2年生や3年生あたりにはちょうどいい長さの本だと思います。2020/04/12

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