講談社文芸文庫<br> 群像短篇名作選 2000~2014

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講談社文芸文庫
群像短篇名作選 2000~2014

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784065115497
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『群像』創刊からの70年を彩る54篇を三分冊に。「平成」改元から10年、そして21世紀に入っての日本文学の諸相を示す18篇。1946年10月号を創刊号とし、2016年10月号で創刊70年を迎えた文芸誌「群像」。
創刊70周年記念に永久保存版と銘打って発売された号には戦後を代表する短篇として54作品が収録され大きな話題を呼び、即完売となった。このたびそれを文庫三分冊とし、さらに多くの読者にお届けいたします第三弾は「平成」改元から10年、そして21世紀に入ってからの日本文学の諸相を示す18篇。


辻原 登「父、断章」
黒井千次「丸の内」
村田喜代子「鯉浄土」
角田光代「ロック母」
古井由吉「白暗淵」
小川洋子「ひよこトラック」
竹西寛子「五十鈴川の鴨」
堀江敏幸「方向指示」
町田 康 「ホワイトハッピー・ご覧のスポン」
松浦寿輝「川」
本谷有希子「アウトサイド」
川上未映子「お花畑自身」
長野まゆみ「45°」
筒井康隆「大盗庶幾」
津村記久子「台所の停戦」
滝口悠生「かまち」
藤野可織「アイデンティティ」
川上弘美「形見」

群像編集部[グンゾウヘンシュウブ]
編集

辻原 登[ツジハラ ノボル]
著・文・その他

黒井 千次[クロイ センジ]
著・文・その他

村田 喜代子[ムラタ キヨコ]
著・文・その他

角田 光代[カクタ ミツヨ]
著・文・その他

古井 由吉[フルイ ヨシキチ]
著・文・その他

竹西 寛子[タケニシ ヒロコ]
著・文・その他

堀江 敏幸[ホリエ トシユキ]
著・文・その他

町田 康[マチタ ゙コウ]
著・文・その他

内容説明

小説とはいったいなんなのか。書くという行為にはいかなる意味があるのか。作家たちのあくなき挑戦はやまない。二十一世紀を迎えた『群像』は、読者と常にともにあり、表現の多様さと読みの可能性を追求しつづける。現代日本文学の到達点を示す十八篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

29
近年の作品が主なので、往年の文豪が書いたものと比べると見劣りがするのはまあ、ご愛嬌と言うべきか。ただ、古井由吉は流石で、連作短編集を読んでみたくさせられた。あまり期待していなかった作家も(失礼!)、この流れで読むと興味深い。ただ、くどいが既刊の二巻と比べるとイマイチ……しかしこのアンソロジーを世に問うた意義は積極的に評価したいし、これからも折に触れて読み返す一冊になりそうだ。『群像』出身の作家といえば村上龍が思い浮かぶのだが、彼をセレクト/チョイスから外したのは意図的なものなのか? そのあたり考えると深い2019/07/17

かわうそ

23
現役バリバリの作家の近年の作品が中心なので、わざわざ高いお金を出してこの本で読むこともないという説もありますが、まあ3分冊の2冊目まで読んじゃったし、こういう機会に新たな出会いもあるし…。という話はさておき、お気に入りは村田喜代子「鯉浄土」、堀江敏幸「方向指示」、小川洋子「ひよこトラック」あたり。2019/04/30

メタボン

21
☆☆☆☆ 淡々としているが読ませる文章「父、断章・辻原登」、女性との謎めいた邂逅「丸の内・黒井千次」、飄々とした鯉コク「鯉浄土・村田喜代子」、たくましい母「ロック母・角田光代」、戦争の記憶「白暗淵・古井由吉」、ラストが鮮やか「ひよこトラック・小川洋子」、行方不明者の癖「方向指示・堀江敏幸」、相変わらずのドタバタ「ホワイトハッピー・ご覧のスポン・町田康」、ピアノレッスンの風景「アウトサイド・本谷有希子」、マイホームを手放した悲哀「お花畑自身・川上未映子」、記憶喪失と死の関連「45゜・長野まゆみ」。2019/03/08

Shimaneko

14
タイトルに偽りなしの名作短篇集。村田喜代子や古井由吉、本谷有希子、川上未映子、津村記久子、藤野可織、川上弘美など、もともと好きな作家たちはいずれもハズレなし。加えて、誰とは言わんが相性の悪い作家とはやっぱし合わないことを再確認。それにしても文庫なのに2300円って、あまり小説を読み慣れていない若年層には手を出しづらい価格だよなぁ。そこらへんのレイヤーにこそ読んでもらいたい同時代の豪華ラインナップなのに。2023/04/27

くさてる

13
さすが名作選だけあって既読のものも多かったけれど、それだけ読み応えのあるアンソロジーだった。言葉の一つ一つが武器となって研ぎ澄まされているように思える作品が多く、ため息が出る。既読ではやはり古井由吉、川上弘美、町田康、筒井康隆の作品が素晴らしい。初読のものでは、本谷有希子と黒井千次が良かった。2020/03/14

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