モーニングＫＣ １１２２ 〈３〉

渡辺ペコ

講談社（2018/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065114810
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

仲良しだけどセックスレスの３０代夫婦。夫は外で恋をして、妻は初めての風俗に走る。「公認不倫」のひずみが大きくなっていく――。＊

仲良しだけどセックスレスの３０代夫婦、いちことおとや。二人が選んだのは「婚外恋愛許可制（公認不倫）」。恋に浮かれる夫を見て、いちこは夫への嫉妬か欲求不満かはわからぬまま、初めての風俗を予約する。一方、夫の“恋人”美月は許されない恋の深みにはまり、追い詰められていく。「このマンガがすごい！　２０１８」オトコ編第１１位、「第８回ａｎａｎマンガ賞」準大賞！　夫婦のあり方を真剣に問いかける意欲作。

渡辺 ペコ［ワタナベ ペコ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[momogaga]

レンタル。いい夫婦ってなんだろう。読みながら自問自答の繰り返しでした。これまでの枠組みが取り外されている中、新しい夫婦関係はどこまで行くんだろうな。夫婦定年制、ハッピーリタイアメント、フリーエージェント等。離婚制度も併せて変わる必要があるのでは。

2019/08/15

[ネギっ子gen]

【「公認不倫」は、まだ、試行錯誤です。うん、だって、混沌の先に、夫婦の安寧が見つかる可能性も、なくはないし――】＜ “性は外”を夫婦共に守り、二人の間の問題や欠陥を掘り下げず対峙せず、ふんわりやり過ごせば、わたしたちの生活は存外穏やかだった。／品行方正ではない歪んで矛盾した夫婦関係。しばらくこんな時期が続くのかもしれない、でもそれでもいいじゃないかと思った。いずれにしても、わたしたちは夫婦の継続を望んでいるのだ。でもこのとき、わたしたちは予想もできなかった。この日これから起きることを＞で、次巻へ続く――⇒

2024/06/23

[ぐうぐう]

性欲を家庭外に配置することで夫婦関係の修復を図った、一子と二也の公認不倫制度。理屈で作ったシステムは、徐々に歪みを生じさせていく。「婚外恋愛許可制」という設定は突飛だけれど、この漫画で描かれている夫婦の悩みや不安は、きっとどこの夫婦にも思い当たる悩みや不安なのではないだろうか。弱さがない人間がいないのと同じように、不安を抱えている夫婦もいないはずだから。互いを想い合っているからこその不安である点が、安易な倫理観で否定することを躊躇わせる周到さとリアルを、この漫画は内包している。

2018/06/02

[美月０２１７]

なんか・・あららら・・ってとこで終わった・・

2018/12/20

[みやしん]

ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ…色々煮詰まった時、大抵男は逃げるｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ…てゆーか、なんで記念日に仕事でもない予定を捩じ込むのかね？

2020/03/11