出版社内容情報
ギムナジウムには今日もボーイソプラノが響き渡る。その歌声は、喜び、哀しみ、怒り、様々な感情を包み込み、空へと溶け込んでいく…アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それは――。
ルームメイトの粗雑さに心かき乱される者、下級生思いの上級生、厳しい先生、飄々とした転入生……。少年たちは、刹那と永遠の間にあるものが成長であるとまだ知らない――。
座紀 光倫[ザキ ミツノリ]
著・文・その他



