星海社新書<br> バカロレア幸福論―フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン

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バカロレア幸福論―フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065112328
  • NDC分類 151.6
  • Cコード C0276

出版社内容情報

「幸せとは何か?」に自力で答えを出す! フランス大学入試の哲学小論文と偉大な哲学者たちの幸福論で、論理的思考力を身につける。哲学は、世界を生き抜くための武器である
フランス人は、幸福についてのさまざまな哲学的な立場や議論を学びます。そしてそれを哲学小論文(ディセルタシオン)という「思考の型」に当てはめて、自分なりに表現することを、高校時代に徹底的に練習しています。生きていく中で自分が遭遇した問題や困難をどのように理解すべきか、人生をどのように切り開いていくかを考えるための実践的な道具が哲学なのです。しかし、これはフランス人の専売特許ではありません。誰でも「思考の型」を身につけ、活用しながら、この世界を生き抜いていくことができるのです。われわれもまた、幸福に至る道を見つけるために、哲学すればいいのです。

坂本 尚志[サカモト タカシ]
著・文・その他

内容説明

日本人が不幸なのは、哲学をやっていないからだ!!幸せのフレンチ・パラドックス―日本は、失業率も殺人発生率も肥満率も低いのに、幸福度だけフランスに負けている!アリストテレス、デカルト、スピノザ、カント、ニーチェ…フランスの高校生たちは、偉大な哲学者たちから学び、考え、自分で答えを出している!“バカロレア(フランスの大学入試問題)”でわかるフランス式幸せになる思考のエッセンス。

目次

1 フランス人は大学に入るために、幸福について考える―バカロレア哲学試験とは何だろうか?(フランスの「大学入試」バカロレア;コースで中身が大違いのバカロレア ほか)
2 「思考の型」を身に付けて「自分で考える」ようになる―バカロレア哲学試験で学ぶ思考の方法(学習参考書は考えるヒントの宝庫;「思考の型」を自分のものにするために ほか)
3 幸福とは何だろうか?―フランスの高校生が学ぶ哲学(幸福とは何か?;幸福は個人的なものか、集団的なものか? ほか)
4 現代人の幸福に関する悩みを考えてみる(「卑怯だろうが卑劣だろうが、幸福になれれば勝ちなのか?」;「孤独のなかで幸福でいられるのだろうか?」 ほか)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゃんたか

20
何気なく手に取ってみた哲学書は、ともすると読み終えた達成感ばかりが満たされ、生活の糧になるということは希薄だったような気がする。その理由は単純で、「そもそも考え方を学んでないから。」というのが一番の理由だろう。この本では「欲望とは悪いものか?」などというまるで掴み所の無さそうな問いを本領とするバカロレア哲学試験を通じて、実践的かつ説得力のあるプレゼンをどのように展開するかを丁寧に学べる。とりあえず、①テーマを見つける、②副詞表現を意識する、③複数の問いに分ける、④反論→本論の流れで考える、⑤権威付けする。2021/05/18

ベローチェのひととき

17
フランスでは哲学の授業があり、日本でいう入試に相当する試験にも哲学の小論文があると知って驚いた。例えば「孤独のなかで幸福でいられるのだろうか?」という問題がある。何をどう考えたらよいのかさっぱりわからない。本を要約すると、考え方には「型」がある。まず問題を細分化し、肯定と否定の両方面から先人の言葉を用いて説明し最後に自分の結論に導くというもの。要は自分の都合のいい様に先人の言葉を選定するものだと感じた。でも相手を説き伏せるには強力な味方となる考え方だと思った。結構、読みやすいのでおすすめです。2018/03/09

りょうみや

16
前半部がフランスの高卒認定試験のようなバカトレア試験の哲学科目について。問題の傾向や答案の書き方から哲学思考の型について。後半部は幸福論を哲学的に掘り下げる。高校生のうちから哲学を学校で本格的に学べる(学ばさせられる)フランスの高校生は羨ましい。本当に思考力がつき幸福感も上がると思う。日本も他教科や国語の文学を減らしてフランス真似てほしい。2018/07/12

Prince of Scotch

15
バカロレア(日本の大学入試センター試験にあたる大学入学には避けて通れないフランスの全国一斉テスト)では、文理の別なく哲学の論述試験が必修であることに驚く、しかも試験時間が4時間とは!フランスで高校生に哲学を教える目的が「哲学という知のモデルを使って自律的・批判的に思考する力を育てること」(42ページ)とある。試験に対する解答手順も紹介されているが、 かなりハードルが高そうに映る。学校の勉強以外の知的活動も充実させないと歯が立たないのでは? 数学や外国語を3年間地道に励んだほうがリターンは大きそうだ。 2019/05/12

sirototoro

15
フランスで実施されている大学入試科目「哲学」の問題と哲学的思考法を 紹介している。文学部がいらないとか言ってないで、考えるための思考訓練を日本でももっと教えたらよいと思う。数値やお金には直結しないかもしれないが、文系科目だって、人生の役に立つと気付けるはず。2018/04/29

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