イブニングKC<br> 五佰年BOX 〈3〉

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イブニングKC
五佰年BOX 〈3〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065111925
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

五百年前に通じている奇妙な木箱。干渉すれば現行世界が一変する。箱がもたらす混乱に、人はただ翻弄されるしかないのか。五百年前の中世の日本に繋がる木箱。箱の中の世界に介入し、人間を殺めた叶多(かなた)と真樹。世界線が増殖し、並行世界を渡り歩く二人。在るべき世界はどこなのか。幼なじみの真奈のいる世界に、どうしても戻りたい叶多は、極限まで追い詰められ、再び神のごとく箱への干渉を始めてしまう。たとえ今の幼なじみ・真樹が消える事になったとしても…。

宮尾 行巳[ミヤオ イクミ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

20
「真樹のいる世界」から離れる事はある意味においては「真樹と言う存在を抹消する事」。ハルさんとの会話を当の本人である真樹に聞かれた叶多。何とか切り抜けたつもりで、かえって真樹の内心の疑念を強固なものにしたとも知らず、歴史改変のキーマンであり、真奈と真樹とに分岐するその先祖にあたる槌田貞清への本格的な「干渉」を行う事で、遂に「真奈のいる世界」への「渡り」を果たすが・・・。「箱」への干渉の全能感によるものか、以前より叶多のエゴが顕在化し、じわじわと胸糞悪い展開に。落としどころが見えないなぁ(以下コメ欄に余談)。2018/05/01

JACK

17
☆ 五百年前の日本と繋がる謎の小箱。その中には箱庭の様な世界があり、小さな人間が生活していた。叶多(かなた)は、小箱の中の女性を救うため、暴漢を殺してしまう。その行動によって叶多の幼なじみの真奈がこの世から消え、真奈の代わりに真樹(まさき)という男の幼なじみがいる事になっていた。過去の世界に干渉する事で叶多の世界は書き換えられた。真奈を取り戻したいが、真樹との想い出も大切。二人のどちらかを選ぶ事は出来ない。あるべき世界はどちらなのか。相談に乗ってくれたハルさんの過去のエピソードが重くて苦しい。2018/04/30

きあ

4
真樹と貞清はいったいどんな関係なのか。そして最後のあの展開は。パラレルワールドが広がりすぎて収拾つかなくなりそう…2018/05/03

2
☆☆☆★★ 新刊読了。何だか、よく分からなくなってきた。主人公は真奈に惚れてたから真奈を生き返したくて貞清が家督を継がなかった世界線に戻したけど、戻ったら戻ったでやっぱり真奈は人妻だし、しかも旦那がハルさんだから寝取られたみたいで悔しくて、やっぱり真樹のいる世界線で生きていくことを決めた、みたいな話?何だかな。2018/05/09

ひー

2
ついに原因を解明したけど、そうしちゃうの!? そして最後のアレは一体どういう事なのかな。2018/05/02

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